外交部、米側は中米科学技術交流を制限すべきでない

人民網日本語版    2019年10月25日(金) 17時10分

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外交部(外務省)の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で「中国側は米側が中米科学技術交流の制限という間違ったやり方を止め、人類の科学技術の進歩を促進するために中国側と共に努力することを望む」と述べた。

外交部(外務省)の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で「中国側は米側が中米科学技術交流の制限という間違ったやり方を止め、人類の科学技術の進歩を促進するために中国側と共に努力することを望む」と述べた。

【記者】米シンクタンク・戦略国際問題研究所(CSIS)はこのほど発表した報告書「戦略競争時代の科学研究協力」で「米国が『国家安全保障』を理由に中国との科学研究協力に制限を設けているのは冷戦思考の延長だ。米政府は民間セクターや大学研究機関との協力を強化して、科学研究の開放と国家安全保障とのバランスを確保すべきだ」とした。これについて中国側としてコメントは。

【華報道官】米政府の対中科学研究協力制限に米科学界が懸念を表明したのは、これが初めてではない。少し前に米国の60の科学組織が公開書簡を発表し、外国の科学研究者をしめつけたり、国際科学協力を妨げる行為を止めるよう米政府に呼びかけた。米国立科学財団(NSF)の統計によると、中米は互いに国際共著論文の最大の相手国であり、相互依存度は他のどの国をも遥かに上回る。これは中米間の科学研究協力の強化が民意に添った、双方の共通利益にかなうものであることを示している。

21世紀の今日において国際協力は科学技術の発展における必然的要請であり、人的・文化的交流は阻むことのできない時代の潮流だ。ここしばらく、米国の一部の者や機関は中国の発展を抑え込むというゼロサム思考と魂胆を抱き、科学技術交流・協力の締めつけによって中国の発展を抑え込もうと愚かにも企て、極めて馬鹿げた行為に出ている。

我々は米側の政策立案者が国内及び国際社会の理性ある声に耳を傾け、中米科学技術交流・協力の制限という間違ったやり方を止め、中国側と向き合って進み、人類の科学技術の進歩を促進するために共に努力することを望む。(編集NA)

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