中国外交部、日本人教授の拘束についてコメント

人民網日本語版    2019年10月25日(金) 16時50分

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中国外交部の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で、日本の教授が中国で拘束されたことについて記者からの質問に答えた。

中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は24日の定例記者会見で、日本の教授が中国で拘束されたことについて記者からの質問に答えた。

【記者】安倍晋三首相は王岐山(ワン・チーシャン)国家副主席に、日本の教授が中国で拘束されたことの扱いについて支援を要請した。さらに詳しい状況を教えていただけるか。

【華報道官】王副主席が安倍首相と会談した際の状況を紹介できる。王副主席は習近平(シー・ジンピン)国家主席の特使として日本を友好訪問し、昨日(23日)安倍首相と会談した。

王副主席は「今年6月に習主席と安倍首相が新しい時代の要請にふさわしい日中関係の構築を推進することで一連の重要な共通認識にいたり、両国関係は新たな発展のチャンスを迎えている。双方は日中間の4つの基本文書の確立した諸原則を順守し、歴史や台湾地区などの問題を適切にしっかりと処理し、両国関係が平和・友好・協力という正しい軌道に沿って引き続き前向きに発展するよう確保する必要がある」と表明した。

安倍首相は「現在日中両国は経済・貿易分野の実務協力を深め続けており、アジア及び世界の平和と繁栄に重大な責任を負っている。現在日中両国は共に新たな時代へ入りつつある。両国首脳の大阪会談は日中関係の全面的な正常化を促進した。今後の協力には多大な潜在力がある。日本側は習主席が来春国賓として日本を訪問することを切に期待している。台湾地区など敏感な問題を適切に処理したい。日本側は中国側と共に未来志向で活力に満ちた日中関係の構築に努力したい」と表明した。

質問された事案については、すでに私は数日前の記者会見で紹介した。外国の公民が中国で中国の法律に違反したら、中国側は法に基づき処置する。中国側は中日領事協定の規定に基づき、日本側の領事職務遂行に必要な助力をする。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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