泣く、わめく、床に放尿、蔵書はビリビリに…図書館、苦肉の策で14歳以下の入館を一時禁止―河南省鄭州市

Record China    2013年8月13日(火) 12時30分

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8日、中国・河南省鄭州市の鄭州図書館新館が正式開館前の試行運営を行っているが、幼児たちが訪れて騒がしいとの利用者の声が寄せられ、図書館側も頭を悩ませている。

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2013年8月8日、中国・河南省鄭州市鄭東新区の鄭州図書館新館が正式開館前の試行運営を行っているが、幼児たちが訪れて騒がしいとの利用者の声が寄せられている。12日付で大河報が伝えた。

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記者が実際の状況を確認するために図書館を訪れると、確かに至るところで乳幼児の姿を見かけた。2階の閲覧室前で人数を数えると、5〜6歳以下と思われる子供が32人、しかもその大半が2歳前後の幼児だった。

幼児たちは館内を走り回ったり、ソファの上で跳ねたり、大声で叫んだり、泣き出したり、中には突然うずくまったかと思うとその場でおしっこをしてしまう子もいた。掃除に訪れた清掃員に話を聞くと、「(子供たちが)おもらししたりウンチをしたり、そういうことはしょっちゅうある」とため息まじりに語ってくれた。

この問題についてはすでに利用者からも改善要求が出されており、図書館でも頭を悩ませている。親たちに注意しても「自分たちにもどうにもできない」という態度でらちが明かないという。閉館後に図書を整理していると、大量の書籍がビリビリに破られて破損しているのが見つかるが、これは子供たちがやった可能性が高いのではないかと図書館では推測している。

結局、図書館では12日から一時的に14歳以下の子供の入館を禁止することにした。一方で、正式開館後には1階ロビーに児童専用の閲覧スペースを設ける。図書館旧館の利用規定に従って、閲覧スペースは7〜14歳の子供を対象とする予定だ。(翻訳・編集/碧海)

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