王毅部長「中国は国際社会で正々堂々、公明正大」

人民網日本語版    2019年10月25日(金) 0時20分

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王毅国務委員兼外交部長(外相)は滞在先のベルンで22日、スイス連邦のカシス外相との共同記者会見に臨んだ。

王毅国務委員兼外交部長(外相)は滞在先のベルンで22日、スイス連邦のカシス外相との共同記者会見に臨んだ。新華社が伝えた。

【記者】ここしばらく、米国の一部政治屋があちこち奔走して、中国に対して様々ないわれなき非難を加えていることにコメントは。

【王部長】中国は責任ある大国だ。我々は国際舞台で正々堂々としており、公明正大であり、平和を守り、発展を促進している。これ以外に、他の考えや企てはない。

中国はこれまで対外戦争を発動したことがなく、外国の領土を一寸も占領したことはない。いくつかの国との間に存在する領土及び権益紛争に対して、我々は一貫して対話と交渉による平和的解決を堅持しており、武力の使用または武力による威嚇はしていない。

中国はこれまで唯我独尊であったことはなく、自らを優先させたこともなく、協力と二国間のウィンウィンを実行し、多国間のウィンウィンを追求してきた。中国は自国が発展するだけでなく、世界経済成長への寄与率が長年30%前後を維持し、世界経済のメインエンジンとなっている。

中国はこれまで条約に違反したり協定から離脱したことはなく、国際的な協定や義務を意に介さず、言動をころころ変える一部の国とは違う。中国は揺るぎなく自らの国際責任を履行し、対外的約束を順守している。すでに中国は国連分担金の第2の拠出国であり、国連平和維持活動(PKO)の第2の資金貢献国でもあるうえ、これまで延滞なく全額納めてきた。

中国はこれまで大国だからといって小国をいじめたことはなく、他国の内政に干渉したこともなく、国の大小に関わらず一律平等と相互尊重を堅持してきた。たとえ人口わずか数万人の国の首脳が訪中した際も、我々は赤絨毯を敷き詰め、21発の礼砲を放ち、陸海空軍の儀仗隊を観閲してもらう。

中国はこれまで自らの問題を他国に転嫁したこともなく、ましてや国内法を国際法より上に置き、なにかというと他国に対して一方的な制裁や管轄権の域外適用をすることには反対してきた。中国は自らの努力によって、自ら進んでグローバル化に適応し、融け込み、発展の不均衡などの問題をしっかりと解決し、持続可能な発展の実現に努力してきた。来年中国は絶対的貧困を完全に取り除く。14億人近くの中国人が小康(ややゆとりのある)社会を全面的に実現する。これは人類文明の進歩の歴史における奇跡を創造する。

いつも際限なく「債務の罠」「人権違反」「法の支配の破壊」といった汚名を中国に着せる者達がいる。実はこれはまさに彼らがかつてした、そして現在している事なのだ。嘘は1千回言っても事実にはならず、彼らが中国が発展し強くなることや、中国国民が幸せな生活を追い求めることを受け入れられないことを露呈し、その内心の暗い心理を露呈し、その名誉と信用を自ら損なうだけだ。中国国民は引き続き中国共産党の指導の下、現代化実現の道に沿って困難を克服しながら前進するとともに、また世界の平和と人類の発展及び進歩のために中華民族として新たな貢献をする。(編集NA)

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