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韓国の教育財団理事長が「ノーベル賞を超える科学賞」設立へ、ネットでは賛否

配信日時:2019年10月25日(金) 17時20分
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24日、韓国・朝鮮日報によると、教育財団・冠廷李鍾煥教育財団の李鐘煥理事長が早ければ22年に「世界冠廷科学賞(仮)」を設立する。資料写真。

2019年10月24日、韓国・朝鮮日報によると、教育財団・冠廷(クァンジョン)李鍾煥(イ・ジョンファン)教育財団の李鍾煥理事長が早ければ22年に「世界冠廷科学賞(仮)」を設立する。

李理事長は22日に同メディアの取材で「人生の最後の作品との思いからノーベル賞を超える賞をつくることにした」とし「早ければ22年から毎年、生命科学賞、数理物理学賞、化学賞、応用工学賞、人文社会科学賞の5つの分野で約15億ウォン(約1億4000万円)ずつを賞金として授与する」と述べたという。賞金の規模では、6つの分野で各100万ドル(約1億円)、計600万ドル(約6億円)を授与するノーベル賞よりも大きい。

同賞の設立の背景について李理事長は「ノーベル賞は科学理論を中心としている。われわれは応用と実用化に貢献した人にも門戸を開き、アジアや第三世界諸国出身の科学者により興味を持つ」と話したという。

李理事長は電子製品の主要素材であるフィルムなどを作る三栄化学グループを経営し、02年に3000億ウォン(約280億円)を出資して同財団を設立した。「天使のようにお金を稼ぐことはできなくても、天使のようにお金を使う」として社会への還元活動を始め、1兆ウォン(約900億円)以上を同財団に寄付したという。

これに韓国のネットユーザーからは「賞金の多さで賞の価値を高めることはできない」「韓国人がノーベル賞を受賞できていないから賞を設立するの?」「受賞者の選定や賞の運営は大変だろうに。本当にお金を必要とするところを探して使う方がいいだろう」「似たような賞が既にあるのだから賞を新設するのではなく慈善事業に目を向けるべきだ」「賞金が多いからって権威があるわけではない。賞を管理するには国の科学レベルが高くなければならない。外国人を動員して賞を管理するには賞金の何倍ものお金が必要だ。そのお金で基礎科学に投資するべきだ」など賞の新設に否定的な声が上がっている。

一方で「尊敬する」「この人こそ真の企業家だ。拍手を送る」「素晴らしいアイデアだ。韓国の科学者たちの希望になればいいな」など温かいコメントも寄せられている。(翻訳・編集/長居)

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立石信雄
2019年10月13日 7時0分
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