人民網日本語版 2019年10月24日(木) 17時20分
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外交部の華春瑩報道官は23日の定例記者会見で「中国の経済運営は全体的に平穏で、安定の中で成長するという良い発展基調を保っている。中国の経済データへの特定の人の疑いは明らかにいかなる事実の根拠もないものであり、成り立たない」と述べた。
米側が中国の経済実績は過去57年間で最も悪いとしたことについて、外交部(外務省)の華春瑩報道官は23日の定例記者会見で「中国の経済運営は全体的に平穏で、安定の中で成長するという良い発展基調を保っている。中国の経済データへの特定の人の疑いは明らかにいかなる事実の根拠もないものであり、成り立たない」と述べた。
【記者】報道によると、米首脳は21日の閣議で「中国は通商合意を望んでいる。中国の経済実績は過去57年間で最も悪く、マイナス成長と見られる。これは交渉で合意を結ぶのに有利だ」と述べた。中国側はこのコメントをどう受け止めるか。
【華報道官】今年、中国の経済運営は全体的に平穏で、安定の中で成長するという良い発展基調を保っている。第1-3四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.2%成長した。国内外で困難、リスク、試練が明らかに増える中で、中国がこの成果を得たのは容易なことではない。経済成長率のいくらかの減速は、急速な成長段階から質の高い発展段階への転換という中国経済の発展方向と合致する。中国の経済データへの特定の人の疑いは明らかにいかなる事実の根拠もないものであり、成り立たない。
中国経済は依然として世界経済成長の主たる原動力であり、世界経済の発展に多大な貢献をしてきた。国際通貨基金(IMF)の推計では、2009年から2018年の間に世界のGDP成長への中国の寄与率は34%にも達した。グローバル化が深く進行する今日、世界経済と中国経済は深く融合し、一方が栄えれば共に栄え、一方が損なわれれば共に損なわれる関係にある。中国の経済情勢及び世界経済への中国経済の貢献という問題において、国際社会にはとうに客観的で実際的な判断があり、誰かが数言話せば変わるものではない。他国のイメージを悪くしても自国内の問題は解決できず、溝を協議で解消するうえでもマイナスだ。
世界経済の不安定性と不確定性が高まり、下押し圧力が高まり続ける現在、我々は各国は協力・ウィンウィンを堅持し、世界経済の力強く持続可能で均衡ある包摂的な成長を後押しするために、しっかりとした努力を払うべきだと考える。(編集NA)
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