北京香山フォーラム 協力と平和を促進、発展を保障

人民網日本語版    2019年10月22日(火) 16時30分

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第9回北京香山フォーラムが21日に開幕し、習近平国家主席が祝賀メッセージを寄せた。

第9回北京香山フォーラムが21日に開幕し、習近平国家主席が祝賀メッセージを寄せた。習主席は祝賀メッセージで「平和は人類にとって永久不変の望みだ。中国は対話による協力の促進、協力による平和の促進、平和による発展の保障を堅持している」と指摘することで、中国が対話と協力を堅守し、平和と発展を望んでいることを示した。(文:張軍社・海軍研究院研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

これは「平和と発展」という時代のテーマに対する中国のアプローチだ。対話による協力の促進とは、衝突と対抗ではなく対話と協議を通じて争いを解決し、相互信頼を増進し、協力を促進するということだ。協力による平和の促進とは、協力・ウィンウィンを通じて各国とこの地域の安全及び平和を促進するということだ。協力は平和維持の内生的原動力だ。これはアジア太平洋の平和を維持するための中国の策だ。平和がなければ発展はし難い。平和による発展の保障とは、平和を維持することで、持続可能な発展を実現するということだ。

中国は平和的発展の道を確固不動として歩んでいる。第19回中国共産党大会報告は「中国は平和・発展・協力・ウィンウィンの旗を高く掲げ、世界平和の維持、共同発展の促進という外交政策の趣旨を恪守する」と強調した。世界最大の途上国、そして責任ある大国として、中国は常に世界平和の建設者、世界発展の貢献者、国際秩序の擁護者であり続ける。中国は自国の利益を追求する時に他国の合理的懸念にも配慮し、他国との共同発展を重視する。

近年、中国は「一帯一路」共同建設イニシアティブを打ち出し、アジア太平洋さらには世界に新たな公共財を提供し、発展のチャンスとボーナスを分かち合った。

中国は世界の平和・発展促進の中核となる力だ。現在、保護主義、一国主義、ポピュリズムが台頭して、多国間主義、自由貿易体制、経済グローバル化は波瀾に遭遇し、国際情勢は不安定性と不確定性に満ちている。人類は再び十字路に立っている。対話か、それとも対抗か?協力か、それとも紛争か?平和を求めるのか、それとも戦火を求めるのか?多国間主義を堅持するのか、それとも一国主義が横行するに任せるのか?国際秩序を守るのか、それともそれが蝕まれ崩壊するに任せるのか?これは各国の発展の展望に関わり、人類の前途命運に関わる。過去百年なかったこの大きな情勢変動を前に、現代世界の直面するグローバルな試練に対処し、人類が共通して直面する問題を解決するために、習主席は中国の態度と立場を鮮明に表明し、世界平和の維持に尽力し、協力・ウィンウィンを図り、共同発展を促進し、「人類運命共同体」の共同構築を後押しするという中国の誠意と決意を示した。これは平和的発展、協力・ウィンウィンという時代の潮流に完全に順応し、責任ある大国の態度と風格をはっきり示しており、中国が世界の平和・発展促進の中核となる力であることを証明した。(編集NA)

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