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サムスンの“脱中国”、英紙が「アップルも不可能なことをやり遂げた」と評価

配信日時:2019年10月25日(金) 6時20分
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2019年10月21日、韓国・東亜日報によると、サムスン電子が中国内のスマートフォン生産工場を閉鎖したことについて、英紙が「ライバルのアップルが不可能としていたことをサムスンはやり遂げた」と評価した。

記事によると、英ファイナンシャル・タイムズ(FT)は18日(現地時間)、サムスンの中国からの撤退について「米中貿易戦争による生産基地への危険分散戦略の一つだ」とし、「中国に対する米国の追加関税措置の脅威が、アップルを含め中国に生産工場を置く企業にも影響を及ぼす中で出された選択」と説明した。サムスンは先月末、中国広東省にあったスマホ生産工場を閉鎖し、現在は生産量の60%をベトナムの工場で生産している。

また、FTは「サムスンの今回の工場閉鎖が中国に新たな打撃を与えるだろう」と予想し、「サムスンの脱中国は、非熟練労働者と人件費の上昇により、中国のスマホ製造市場がこれ以上競争で優位を保てない状況を受けたもの」と指摘したという。

一方で、アップルが「脱中国」できない理由については「これまで製造会社の人材教育にあまりにも多くの資源を投資してきたため」とし、「サムスンとは異なり、アップルはアウトソーシングを通じて製品を生産してきており、この過程でかけた非熟練労働者に対する教育費用のため賃金が上昇しても中国から撤退し難い」と説明。このことから「他社スマホメーカーは『韓国の巨人』に付いていくことが難しいということを知るだろう」と伝えたという。

これを受け、韓国のネット上では「いいね!サムスンファイト!」「サムスンはすごい会社。未来を見つめ韓国を代表する企業として成長することを願います」「サムスンがすごいことは分かってたけど、今回の日本の輸出規制措置を受けても何ともない様子を見ると、本当にかっこいい」など称賛の声が続出している。

また「サムスンが中国にスマホ工場を造ったのは、中国市場を攻略するため。もう攻略はできたし、人件費も上がったし、米中貿易問題で関税は上がるし、これ以上中国でスマホを生産する理由がなくなったのだろう」と分析するコメントも。

ただし「中国でサムスンがアップル並みに売れてたら撤収しなかったでしょ」「いやいや、サムスンも中国にアウトソーシングしようと進出したはずだけど…」「中国でのサムスンのスマホシェアが工場稼働に影響を及ぼすほど落ちたからじゃなくて?」など疑問を投げ掛けるコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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2019年10月8日 13時0分
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