<尖閣問題>外務省、中国公使を呼んで領海侵犯を抗議=日中両国の主張には大きな隔たり―海外メディア

Record China    2013年8月9日(金) 12時20分

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8日、外務省の伊原純一アジア大洋州局長は、中国の韓志強臨時代理大使と会見し、双方は最近の尖閣諸島海域の緊迫した状況について話し合いを行った。写真は中国海警艦船。

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2013年8月8日、外務省の伊原純一アジア大洋州局長は、中国の韓志強(ハン・ジーチアン)臨時代理大使(駐日公使)と会見し、双方は最近の尖閣諸島海域の緊迫した状況について話し合いを行った。ラジオ・フランス・インターナショナル(中国語版サイト)が伝えた。

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日本側は、沖縄県・尖閣諸島の周辺海域で7日朝から中国海警局の船4隻が領海侵入し、過去最長の時間に及んだとして抗議し、全船の即時退去を求めた。しかし、中国側は日本側の抗議を受け入れなかった。

日中間の尖閣領有権問題は、日中関係に関するあらゆる外交活動を困惑させている。仏・AFP通信の速報は、「このところ中国海警局の船が絶えず尖閣諸島の領海を侵犯しているため、日本の外務省は8日午前に中国駐日大使を外務省に“呼んで”厳重抗議すると発表した」として、“呼ぶ”という言葉を使用している。

一方、中国駐日本大使館のホームページは次のように発表している。「8月8日、韓志強臨時代理大使は日本外務省の伊原純一アジア大洋州局長と“会見”し、日本の右翼が中国領海に不法侵入し、中国の主権を侵害したことについて厳重な申し入れを行い、強く抗議した。さらに、日本側のすべての船が直ちに関係海域から引き揚げるとともに、類似事件の再発を防止するよう要求した。中国海警のパトロール船隊はわが釣魚島の領海内で日本の右翼を監視し、追い払うための法執行活動を行った」。この点でも両国の主張の食い違いは鮮明に表れていると言える。(翻訳・編集/碧海)

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