朴大統領「中韓の学者が顔を合わせることで信頼関係が高まる」=中国の文化戦略に懸念も―韓国

Record China    2013年8月9日(金) 16時20分

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7日、韓国の朴槿恵大統領は文化人たちと会見し、多数の学者と歴史教育、日中韓関係、精神文明の確立などについて意見交換した。資料写真。

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2013年8月7日、韓国紙・中央日報によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は文化人たちと会見し、多数の学者と歴史教育、日中韓関係、精神文明の確立などについて意見交換した。

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韓国の金元中(キム・ウォンジョン)教授は、秦の始皇帝、漢の劉邦、唐の李世民ら中国の皇帝を引き合いに出し、文化を重視し振興した帝王は長期的に国家を維持することができたと語った。また、対立を解決する革新的な戦略は、ある種の人文学や無数の中国古典の中に眠っていると述べた。

朴大統領はこれについて、「大きな役割を果たすのは、人と文化の接触だ。中韓の学者が顔を合わせて交流することで両国間の信頼を高め、大きな共同体としての北東アジアの成長に大きく寄与することになる」と述べ、文化振興と経済の創造は別個のものではなく、ともに発展させることで初めて成果が生まれるとした。

ソウル大学の金基●(キム・キヒョン、●は火に玄)教授は、「20〜30年後、中国が超経済大国になった頃、韓国は中国が周辺国に対し文化的覇権主義で臨んでいたことに気づくだろう」と述べ、それは価値観であり、人文の作用であると語った。

朴大統領はこれについて、「人は病原菌を持たないから病気にならないのではなく、常に病原菌やウイルスにさらされている。体が丈夫で体力が旺盛であれば病気にならないだけ。基礎体力が落ちれば、文化も同じように侵食を受けるのでしょうか。小国は歴史的に無数の侵略を受けてきたが、5000年の歴史を力強く歩んでこられたのは、なんといっても人文学と文化の力のおかげである」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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