台風の影響で日本福島県の工場から有害物質流出 周辺住民に避難呼びかけ

人民網日本語版    2019年10月18日(金) 18時20分

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日本の福島県郡山市は16日、大型で非常に強い台風19号(ハギビス)の上陸による豪雨で阿武隈川が氾濫し、市内にあるメッキ工場から有害物質であるシアン化ナトリウム(青酸ソーダ)が流出したことを明らかにした。

日本の福島県郡山市は16日、大型で非常に強い台風19号(ハギビス)の上陸による豪雨で阿武隈川が氾濫し、市内にあるメッキ工場から有害物質であるシアン化ナトリウム(青酸ソーダ)が流出したことを明らかにした。これを受けて、市はすでに工場周辺の約20世帯に緊急避難を呼びかけている。日本の共同通信社によると、流出があったのは郡山市内でメッキ加工を行う株式会社エム・ティ・アイ。工場の排水を貯める調整池を市の職員が調べたところ、排出基準の約46倍を超える濃度のシアン化ナトリウムが検出された。

シアン化ナトリウムは金属のメッキなどに広く用いられている。口に入れたりガスを吸い込んだりすると、呼吸困難やめまいを引き起こし、数秒で死亡することもあるという。(編集TG)

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