「児童虐待」で通報される中国系家族、多くは誤解―米華字メディア

Record China    2019年10月20日(日) 17時0分

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16日、中国僑網は、米国の華人コミュニティーでの家庭内暴力問題がクローズアップされており、しばしば誤解による警察への通報も起きていると報じた。写真はニューヨーク。

2019年10月16日、中国僑網は、米国の華人コミュニティーでの家庭内暴力問題がクローズアップされており、しばしば誤解による警察への通報も起きていると報じた。

記事は、米華字紙・世界日報の報道を紹介。「多くの華人が以前に家庭内暴力を経験している」としたうえで、カリフォルニア州サンノゼに住む中国系住民の女性が、グアテマラ人の夫と結婚直後からけんかするようになり、暴力沙汰に発展することもしばしばだったため、自ら警察に通報し、一時別居の措置を受けたとした。

また、華人コミュニティーでは子どもに対する暴力も注目されており、テキサス州在住の中国系夫婦が先日ネット上で「腰に赤い打ち身のような跡があったということで、幼稚園から通報された。しかしこの跡は家のバスタブの排水溝でできたものだった」とし、誤って児童虐待の疑いをかけられ、児童保護センターから調査を受けた経験を明かしたと伝えている。

記事はさらに、むしろに座った跡、蒙古斑、子どもの泣き声から虐待を疑われ通報されるケースがしばしば起きており、ネット上でも議論になっていると紹介。ある家庭で、祖母が孫のために勝手にサマースクールの申し込みをしたことに腹を立てた孫が壁を蹴破ったところ、近隣住民によって警察に通報された事例を挙げた。(翻訳・編集/川尻

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