日本、韓国人客半減で中国に目を向けるもこの2国との競争に直面―中国メディア

Record China    2019年11月20日(水) 10時0分

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18日、中国メディアの金十数据は、日本について、「韓国からの旅行者数が半減する中、巨大な中国人の海外旅行市場に目を向けているが、そこではロシアとブラジルとの競争に直面している」と報じた。写真は成田空港。

2019年11月18日、中国メディアの金十数据は、日本について、「韓国からの旅行者数が半減する中、巨大な中国人の海外旅行市場に目を向けているが、そこではロシアとブラジルとの競争に直面している」と報じた。

記事はまず、「9月の韓国人訪日客数は20万1200人で前年同月比58.1%減と大幅に落ち込んだ」と指摘。「日本の航空会社は、韓国路線の減便が続く中、中国路線を意識的に増便し、より多くの中国人客を呼び込むことに意欲を見せている。日本の国土交通省によると、19年冬(10月27日~来年3月28日)に日本と中国を結ぶ定期便は週1406便と夏に比べて224便増え、中国路線は日本の国際線全体の27%を占めている」と伝えた。

続いて、18年の中国人海外旅行者数は延べ1億5900万人にまで増え、海外での消費総額も1300億ドル(約14兆1200億円)を超えたことを紹介し、「日本が中国人の海外旅行市場に目を向けるのも当然だ」とした。

その上で、「だが中国人の海外旅行市場でより多くのシェアを奪うことは容易ではない。ロシアとブラジルという二つの国との競争に直面している」と指摘。ロシアについては「中露の貿易協力関係が深まる中、ロシアは今年の訪露中国人の消費総額を768億ルーブル(約1300億円)に到達させるという目標を定めている」とし、ブラジルについては「中国人旅行者を呼び込むためビザ免除の待遇を提供している」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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