K-POPアイドル・ソルリの死、韓国社会の「女性蔑視」問題に発展

Record China    2019年10月17日(木) 17時40分

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16日、韓国・ハンギョレ新聞は、女性アイドルグループf(x)の元メンバーで歌手兼女優のソルリの訃報が報道される中、「彼女と同世代の女性たちが社会に対する憤りをあらわにしている」と報じた。写真はソルリ。

2019年10月16日、韓国・ハンギョレ新聞は、女性アイドルグループf(x)の元メンバーで歌手兼女優のソルリの訃報が報道される中、「彼女と同世代の女性たちが社会に対する憤りをあらわにしている」と報じた。

ソルリは14日午後3時20分ごろ、ソウル近郊の自宅で遺体で発見された。司法解剖の結果、他殺の疑いはなかったという。ソルリは生前、ネット上の悪質なコメントなどが原因でうつ病に苦しんでいたとされている。

記事は「ソルリに向けられていた非難は彼女と同世代の女性が日常的に経験している『韓国社会の暗黙の了解』であるとして共感を集めている」と伝えた。

記事によると、ソルリの訃報を聞いたある個人事業者の女性はフェイスブックに「ソルリが味わってきた苦痛は同じ女性としてとても共感できる。太ったことをとやかく言う人、彼氏ができると聞こえてくるセクハラまがいの冗談、薄手の服を着て外を歩くと感じる視線(中略)ソルリは社会的殺人の被害者だ」と書き込んだ。この投稿は20時間の間に約2300の「いいね」を集めた。投稿者の女性は「ソルリは平凡な女性だけど自分の考えを持ち、それを声に出す女性だった」とし、「ソルリが生きることを選択できない社会に不安を感じた」と話したという。

会社員の女性も「ソルリは女性に対する偏見をなくそうとしていた。女性が人間として認められるために必要な自由を表現できる時代のアイコンだった」とし「ソルリを非難する人々を見て、この社会では女性として『私』をさらけ出すことはできないという事実に憤りを感じた」と語った。就職活動中の女性は「ソルリはいつも堂々としていたのに(ソルリさえも)非難やアンチコメントに耐えられなかったことに衝撃を受けた」と話したという。

記事は「韓国社会はいまだに女性の主体性を否定し、女性を対象化することに没頭している」と指摘している。女性学研究者のクォンキム・ヒョニョン氏も「大衆は女性芸能人が自身の考えをさらけ出すことを望んでいない。彼女たちの美しさにしか興味がない」とし「女性芸能人の考えが大衆と異なれば犯罪であるかのように扱う」と指摘したという。

これに韓国のネットユーザーからは「ソルリにアンチコメントを送り付けていたのは20~30代の女性じゃなかった?」「ソルリを非難していた人の9割が女性だったよね?」「女性たちがアンチコメントを書き込んでいたのに自分たちは間違ったことをしていないふり?」「ソルリをあれほど苦しめておいて『ソルリは私たちのアイコン』??」「ソルリを死に追いやったのは女性たちの嫉妬」などと反発する声が上がっている。

他にも「女性に対する社会的偏見とソルリの死を結びつけるのは違う」「死の原因も分かっていないのにこんな記事が出るなんて」「ソルリの死を利用するのはやめて」などと指摘するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/長居)

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