うつの前兆、6つの症状があれば要注意

人民網日本語版    2019年10月15日(火) 23時40分

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よく見られる精神疾患としてのうつは、人々の仕事や生活に大きな影響を及ぼす。そして、うつに悩む人もますます増えている。

よく見られる精神疾患としてのうつは、人々の仕事や生活に大きな影響を及ぼす。そして、うつに悩む人もますます増えている。うつは緩やかに軽度(友人と遊びに出かけるのではなく家でテレビを見るなど)から重度(飲食と睡眠がままならなくなり、自殺しようとまで考えるなど)へと発展する。一部の人は数日から数週間内にテンションが激しく浮き沈みする。自分もしくは家族に次の6つの傾向が見られれば、これは単純な気持の問題ではなく深刻なうつの可能性がある。生命時報が伝えた。

1.寝付きが悪い。米オハイオ州立大学ウェクスナーメディカルセンターの心理学者のサラ・オトマン氏は「行動が緩やかになることにより欲望が減退するほか、うつの患者は夜ベッドに横になってもなかなか眠れない。その一方で一部の患者は目覚めが悪く、日中なのにベッドから起きようとしないこともある」と指摘した。

2.趣味への興味を失う。精神病学者は「釣りが好きな人が急に釣り竿を手放すようになれば、これは危険信号だ」と述べた。

3.異様な興奮。自殺という極端な行為を決意するうつの患者は、元気がなくだるかった状態から急にエネルギッシュになる。上述した精神病学者は「これは決意してから解放感が生まれるからだ。そのため患者に急激な変化が生じれば、これを必ず重視しなければならない」と警鐘を鳴らした。

4.食べる量が変化。一部の人はストレスや不安を感じると暴飲暴食するが、重度のうつの場合はその正反対になる。ワシントンDCの内科医であるジョン・ホワイト博士は「うつの患者は健康を気にかけなくなり、それで食事を拒否するようになる場合がある」と述べた。

5.過度に敏感になる。専門家は「一部の患者は気がふさぐのではなく、怒りっぽくなり、苛立ちやすくなる」と話した。

6.悲観的になる。上述した精神病学者は「重度のうつ患者の頭の中には死や暗い内容が満ちており、自分が死んだ後にどうなっているか、さらには結果を顧みず危険なことをしようと考えることもある」と指摘した。

上述したような症状があれば、積極的に専門的な支援を求めるべきだ。さらに重要なことは、友人や家族がうつの患者に友好的で、大らかに接することだ。批判や非難により患者の気がふさぎ、意志の力が弱まる可能性がある。頑張るよう刺激すれば、患者がさらに悪いことを考えるようになる。正しいやり方として、評価を伴わない態度で患者と話をし、専門的な支援を求めるよう促し、彼らを十分に支援することが正しいやり方だ。(編集YF)

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