<トウ小平・対日談話特集>教科書・靖国問題は有害無益、「両国の正常な発展が重要」―1985年

Record China    2013年8月8日(木) 15時10分

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6日、中国のトウ小平氏はかつて外交活動で日本に2度訪問している。さらに、会見した来訪者では日本人が最多だった。日中関係について度々発言し、日中両国のあるべき姿や、友好の大切さなどを説いている。資料写真。

2013年8月6日、中国の元国家指導者、トウ小平氏はかつて外交活動で日本に2度訪問している。さらに、会見した来訪者では日本人が最多だった。トウ氏は日中関係について度々発言し、日中両国のあるべき姿や、友好の大切さなどを説いている。彼の考え方は現在も中国首脳部で継承されている。このシリーズでは、トウ小平氏の日中関係に関する発言を紹介する。

1985年10月11日、当時の安倍晋太郎外相との会談で、「最近、日本の閣僚による靖国神社の参拝問題が発生している。ここ数年中国は日本に無理難題を押し付けたことはない。しかし、日本は教科書問題や靖国参拝問題、蒋介石を称える蒋介石遺徳顕彰会問題など、我々に非常に大きな難題を突き付けた。中日の友好関係を継続したいという願いから、私は日本の政治家や政府指導者らにこれらの問題に注目してほしい。これらの問題は日本にとって有害無益だ。参拝などを実行しなくても両国の経済や政治関係を発展させることはできる。両国の正常な発展こそが共に理解し合う点である」と発言した。(翻訳・編集/内山

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