「殲-20」戦闘機が中国空軍の「エース部隊」に配備―中国メディア

人民網日本語版    2019年10月16日(水) 5時50分

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空軍報道官の申進科大佐は、中国が独自に研究開発した新世代ステルス戦闘機「殲-20」の最新状況について、「新時代の兵士訓練・作戦準備において、『殲-20』戦闘機は中国空軍の『エース部隊』に配備されている」と説明した。

中国空軍成立70周年祝賀航空開放イベントについて13日に開かれた記者会見で、空軍報道官の申進科(シェン・ジンコー)大佐は、中国が独自に研究開発した新世代ステルス戦闘機「殲-20」の最新状況について、「新時代の兵士訓練・作戦準備において、『殲-20』戦闘機は中国空軍の『エース部隊』に配備されている」と説明した。新華社が伝えた。

申大佐によると、「殲-20」戦闘機が配備されたこの空軍「エース部隊」は、かつて敵機59機を撃墜し、損壊させ、王海(ワン・ハイ)と孫生禄(スン・ションルー)という2人の空軍一級戦闘英雄を生んだ。空軍の実戦化訓練の試合において、この部隊から延べ10人が空軍「ゴールデン・ヘルメット」に、延べ6人が空軍「ゴールデン・ダーツ」となっている。中国空軍の「エース部隊」に「殲-20」戦闘機が配備されたことで、国家主権、安全、領土の完全性を守るという神聖な使命をよりしっかりと担っていくことができるようになる。

国産新世代ステルス戦闘機「殲-20」は2011年に初飛行後、たちまち人々の視線を集めた。近年、「殲-20」は研究開発、試験訓練段階から作戦部隊に配備され戦闘力となり、さらには実戦・実地訓練、海上飛行に至るまで、中国の航空工業と空軍戦闘力の急速な発展の証人となってきた。新中国成立70周年の軍事パレードでは、「殲-20」5機編隊が天安門の上空を飛行した。17日に開催される航空開放イベントでも、「殲-20」は長春空港で2機によるデモンストレーション飛行を初披露し、その使命・任務遂行能力が絶えず向上していることをアピールする予定となっている。

申大佐は、「ここ数年、『空軍発表』の内容は『殲-20』戦闘機の飛行軌跡と密接に関わっている」と述べた。2016年10月28日に「空軍の試験飛行パイロットが『殲-20』機を操縦して中国航空ショーに登場する」との情報を初めて発表してから、「『殲-20』戦闘機が空軍作戦部隊に配備」、「空軍『殲-20』戦闘機が海上方向への実戦化訓練を実施」といった発表を相次いで行い、1機のみから7機編隊へと拡大したことは、空軍発展の軌跡であり、さらには強国興軍の軌跡だったと言えるだろう。壮大な飛行軌跡は同心円を描き出している。どの同心円は、「殲-20」の志が高く、そして遠く、「殲-20」が民衆へと近づいていることを示している。(提供/人民網日本語版・編集/AK)

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