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5日、南アフリカ・ケープタウンの街角でこのほど、人間とヒヒとの「ゲリラ戦」が行われた。ヒヒは群れを成してマンションの壁を上って窓を開け、室内に入って物を盗んだ。住民はペイントボールやペッパースプレーなどでヒヒを追い払うしかなかった。
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2013年8月5日、南アフリカ・ケープタウンの街角でこのほど、人間とヒヒとの「ゲリラ戦」が行われた。ヒヒは群れを成してマンションの壁を上って窓を開け、室内に入って物を盗んだ。住民はペイントボールやペッパースプレーなどでヒヒを追い払うしかなかった。住民の忍耐がヒヒを怖いもの知らずにし、多くの住民の財産が深刻な被害を受けた。環球網が伝えた。
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ヒヒは同国では保護された動物で、1999年以降、都市の拡大により約500頭のヒヒが生息地を失い、生き残るためにゴミ捨て場などで食物をあさるようになっている。経験豊富なヒヒはゴミの搬入時間も覚え、中には商店や市場で盗んだり、室内へ入り込んで食物やカーテン、玩具などを盗むヒヒも現れている。
スカボロー区のある女性によると、ヒヒは彼女の娘の手から食物を奪ったことがあるといい、「悪夢のようだ」と語る。グルート・コンスタンシアの経営者によると、毎年40頭のヒヒによる盗みの被害があり、多くのブドウが失われたが、対抗する唯一の方法はブドウ園全体を囲うことしかない。動物学者によると、ヒヒは人間を傷つけることはないが、短時間で食べ物を探そうとするため、人間の住居へ入り込んで盗むのが時間もエネルギーも節約でき、ライオンやヒョウに襲われる心配もなく行われるという。
動物愛好家によると、怒りだけでは問題を解決できないという。ヒヒと人類はケープタウンで数百年も共に暮らしてきたのだから、住民は態度を変え、ヒヒを理解しなければならない、とアドバイスしている。(提供/人民網日本語版・翻訳/ YH・編集/武藤)
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