高層ビル建設ブームは衰え知らず、世界の87%が中国に―シンガポール紙

Record China    2013年8月6日(火) 20時50分

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3日、中国経済は徐々に減速しつつあるが、高層ビル建設ブームは衰えを知らず、上海などを中心に高層ビルが次々に建設されている。写真は上海の高層ビル群。

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2013年8月3日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、中国経済は徐々に減速しつつあるが、高層ビル建設ブームは衰えを知らず、上海などを中心に高層ビルが次々に建設されている。5日付で参考消息(電子版)が伝えた。

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上海陸家嘴金融センターの開発企業は2日、ビルの基本構造の頂上部分が3日に完成したことを明らかにした。オフィスビルやホテル、アミューズメント施設など全体の完成は2015年に予定されており、最頂部の高さは632メートルとなる。このほか、湖南省長沙市では高さ838メートルの「天空城市」建設がスタート。広東省深セン市では高さ660メートルの「深セン平安金融センター」が2014年に落成する予定となっている。

2012年のデータでは、世界の高層ビルトップ20のうちおよそ半数が中国にあり、2014年になればトップ20のうち13棟が中国に存在することになる。また、中国「摩天城市報告」によると、現在世界の高層ビルの87%が中国にあり、5年後には中国の高層ビル数が800棟を超えることになる。

中国経済が減速しつつあることで、アナリストの中には高層ビルの今後の需要を疑問視する見方が出ている。政府の住宅ローン拡大を背景に企業は不動産開発を推し進めてきたが、現在中国では需要の低い中小都市を中心に使用率が低かったり放置されたままになっていたりする建物が大量に出てきている。(翻訳・編集/岡田)

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