習近平国家主席は12日、チェンナイでインドのモディ首相と会談しました。双方は、国際事務や地域事務における交流と協力を強化し、グローバルなチャレンジに共に対応し、発展途上国の合法的利益を維持していくことを強調しました。

習主席は「両国は国連を中核とする国際システムや、国際法を基礎とする国際秩序を断固として維持するとともに、多国間主義やWTOを中核とする多国間貿易体制を維持して、発展途上国の正当な権益を保障すべきだ。また、G20、BRICS、上海協力組織（SCO）、中・露・印などの多国間メカニズムの枠組み内での協調を強化すべきだ。『中印＋』協力を南アジアや東南アジア、アフリカにまで発展させ、よりスムーズな地域コネクティビティを作り上げ、『東アジア地域の包括的経済連携（RCEP）』を早期に達成していきたい」と強調しました。

モディ首相は「インドは中国と共に、『東アジア地域の包括的経済連携（RCEP）』の早期達成を共に推進し、コネクティビティを展開したい」と述べました。