五輪での旭日旗使用問題、韓国メディアが「日本政府の立場の変化」を指摘

Record China    2019年10月16日(水) 8時20分

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10日、韓国・JTBCは「日本は旭日旗を東京五輪で積極的に使用するとの立場を示しており、韓国など他国の問題提起にも『旭日旗には政治的意味はない』としているが、7年前には国会で全く異なる話をしていた」と伝えた。写真は旭日旗。

2019年10月10日、韓国・JTBCは「日本は旭日旗を2020年東京五輪で積極的に使用するとの立場を示しており、韓国など他国の問題提起にも『旭日旗には政治的意味はない』としているが、7年前には国会で全く異なる話をしていた」と伝えた。

JTBCは「12年のロンドン五輪では、日本の体操選手が旭日旗の柄のユニフォームを着用し、一部の日本応援団も旭日旗を手にしていた」とした上で、同年8月に行われた参議院決算委員会の会議録の内容を紹介している。

JTBCは「佐藤正久参院議員が、韓国側が旭日旗の使用を問題視していることについて当時の森本敏防衛大臣に質問したところ、森本氏は『一国民として考えた場合、スポーツの問題にこのような2国間の非常に深刻な政治問題を持ち込むのは、私はスポーツの精神の原則に反すると、このように考えております』と答えた」と説明。その上で「7年前に国務大臣が認めた旭日旗の政治性を、安倍首相は完全に否定している」と日本の対応を批判している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「東京五輪には行かない、見ない。それでいい」「これは非人間的だ。宴を開くあるじとしてのマナーがなってない。アジアで旭日旗を手に犯した蛮行を反省もせず、見せつけるように翻したいのか」「政治的意図がないのなら、日章旗があるのになぜ旭日旗を使うのか。多くの国が嫌がってるというのに」「だったら、韓国が朝鮮半島に独島(日本名:竹島)を入れた旗を持って参加してもいいよね?政治的目的じゃなければ」など、批判の声が殺到している。

また、「国内だけで騒いでないで、海外にアピールしないと」「日本戦犯旗とドイツのナチス旗は韓国国民にとって同一であるということを、世界の人に知ってもらわなければ」など、諸外国に働き掛けようというコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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