2013年8月2日、香港最大のテレビ局・無線電視（TVB）が満を持して送り出すドラマ「Aerobic Girls〜舞室保衛戦」で、かつての“女神”を集めた熟女パワーが話題だ。新華網が伝えた。

無料テレビ参入による視聴率争いに打ち勝つため、ドラマの徹底的な改革に取り組んでいるTVB局。大物俳優エリック・ツァン（曾志偉）がプロデュースし、最近クランクインしたドラマ「Aerobic Girls〜舞室保衛戦」も、その対策の一つだ。同作の最大の武器は、80〜90年代に“女神”として男性人気を一身に集めたアラフォー女優7人の競演。平均年齢45歳の熟女パワーで、視聴率獲得が期待される。

元“女神”というだけでなく、一時は引退状態だったが、同ドラマが復帰作となる女優が複数名いるのも見どころの一つ。日本でも香港発アイドルとして人気を博したグロリア・イップ（葉蘊儀）、「香港の薬師丸ひろ子」と呼ばれロリータ作品で人気沸騰した元アイドルのロレッタ・リー（李麗珍）をはじめ、カーマン・リー（李若[周彡]）、フェニー ユン（袁潔瑩）、アンジー・チャン（張慧儀）、エルヴィーナ・コン（江欣燕）、フローラ・チャン（陳慧珊）という顔ぶれだ。

香港メディアによると、ブランクが長かったり、学齢期の子供がいる彼女たちだけに、撮影チームへの要求も多いとか。撮影のある日は1日8時間の休憩時間、週休2日制というのが彼女ら共通の条件。学校が始まる9月までに急ピッチの撮影が行われるため、スタッフらを激務に追い込んでいるという。（翻訳・編集/Mathilda）