中国で国慶節連休の旅行に最もお金使ったのは1950年代生まれ、主流は親子旅行―中国メディア

人民網日本語版    2019年10月10日(木) 19時50分

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旅行サイト・携程網はこのほど、同プラットフォーム上の国慶節に合わせた連休中のツアー旅行や自由旅行などの商品のビッグデータを解析し、中国全土の同サイト傘下の実店舗7000店以上における申し込み状況と合わせて、「2019年国慶節旅行状況」をまとめた。

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旅行サイト・携程網はこのほど、同プラットフォーム上の国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた連休中のツアー旅行や自由旅行などの商品のビッグデータを解析し、中国全土の同サイト傘下の実店舗7000店以上における申し込み状況と合わせて、「2019年国慶節旅行状況」をまとめた。

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■ユーザーが携程網を通して1498都市に旅行

中国国内外の1143都市のユーザーが、携程網を通して旅行を予約し、108カ国・地域、中国国内外の1498都市へ旅行した。その他、携程旅游のほか、「旅游百事通」や「Qunar.Com」などの中国全土の旅行社実店舗約7000店にも大勢の客が押し寄せた。それら実店舗で旅行を予約する人のうち、最も多いのは50後(1950年代生まれ)と60後(1960年代生まれ)だった。

■旅行に出かけた人が最も多い都市トップ20

国慶節の連休中に旅行へ出かけた人が最も多いのは中国のどの都市なのだろう?携程のツアー旅行と自由旅行の統計によると、そのトップ20は、上海、北京、広州成都深セン重慶杭州、南京、天津武漢西安鄭州長沙合肥、昆明、貴陽、済南、廈門(アモイ)、青島、無錫だった。

■中国国内旅行の平均費用は3000元以上

中国国内旅行にどのくらいお金を使ったのだろう?携程のツアー旅行と自由旅行の統計によると、市民が中国国内旅行に使ったお金が最も多い都市トップ10は上から順に深セン、北京、瀋陽、済南、天津、上海、寧波、福州、廈門、青島だった。これら都市の市民の国内旅行費用は1人当たり3000元(約4万5000円)以上。1位の深センは1人当たり平均3324元(約5万円)だった。

今年の国慶節の連休中、最も人気となった中国国内旅行先は蘭州、昆明、北京だった。自由旅行だけを見ると、トップ3は三亜、上海、広州。三亜を旅行した人の費用は1人当たり平均5253元(約7万9000円)だった。

■北京と上海の市民は海外旅行に7000元以上使う

国慶節の連休期間中に海外旅行に行った人はどれくらいお金を使ったのだろう?統計によると、携程を通して、ツアー旅行、自由旅行、カスタマイズツアーに行った人の平均費用は国内旅行の約2倍に達した。都市別で見ると、市民が海外旅行に使ったお金最も多かったのは上海、北京、重慶、廈門、瀋陽、西安、成都、南京、杭州、深センだった。上海と北京の市民は海外旅行に1人当たり平均7000元(約10万5000円)以上を使い、他の都市を大きく上回った。

海外旅行先で最も人気だったのは上から順に、タイ、日本、ベトナム、ロシア、インドネシア、シンガポール米国、イタリア、フィリピン、トルコだった。最も人気のタイの1人当たりの費用は平均4620元(約7万円)だった。

今年、国慶節の連休期間中、中国人旅行者争奪戦を制したのは日本だったと言えるだろう。今年、携程を通して、ツアー旅行や自由旅行を予約し、国慶節の連休中に日本に旅行に行った人は30%増加した。日本は7月末から、観光目的で来日する中国人に発給する査証(ビザ)の一部について、インターネットでの申請受け付けを始め、その申請がさらに円滑化された。また、人気歌手のジェイ・チョウ(周杰倫)が最近リリースした新曲「泣かないと約束したから(原題:説好不哭)」のMVが日本で撮影されたことで、日本旅行人気をさらに後押しした。日本旅行の費用は1人当たり平均6879元(約10万3000円)だった。

また、ミャンマーやフィリピン、スウェーデン、オーストリア、チェコなども、ますます中国人に人気の旅行先となってきている。

■旅行に最もお金をかけたのは「50後」

国慶節の連休中の海外旅行において、絶対的主力となっているのは、「80後(1980年代生まれ)」、「90後(1990年代生まれ)」で、全体の51%を占めた。一方、旅行に使った費用が最も多いのは「50後」で、1人当たり平均3640元(約5万5000円)だった。

報告によると、国慶節の連休中、親子旅行が主流で、全体の35%を占めた。ここから貴重な連休を子供と一緒に旅行して過ごす人が増えていることがわかる。その他、両親を連れて旅行に行った人が使った費用が最も多く3988元(約6万円)。次に多かったのはカップル旅行で3772元(約5万6000円)だった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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