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中国高速鉄道、中国メーカーのベアリング部品を採用か―中国メディア

配信日時:2019年10月11日(金) 8時0分
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中国紙「科技日報」は6日、「中国メーカーが高速鉄道向けのベアリング部品の開発に成功した」という記事を掲載した。写真は中国高速鉄道。

中国紙「科技日報」は6日、「中国メーカーが高速鉄道向けのベアリング部品の開発に成功した」という記事を掲載した。

記事によると、中国河南省のベアリング業者である「洛陽LYC軸承有限公司」が時速250~350キロメートルの高速鉄道向けのベアリング製品の設計、開発に成功したという。すでに120万キロメートルの耐久性ベンチマークテストに合格し、「高速運転時の温度上昇が15℃を超えてはならない」などの厳しい条件もクリアしたという。

記事によると、中国高速鉄道ではいまだに車輪や車軸、ベアリングなどの基幹部品を輸入に頼っているという。特に時速160キロメートル以上で運行する高速列車のベアリング部品は、スウェーデンやドイツ、日本など海外メーカーの製品を使用している。2009年の統計によると、貿易額は約8億ドル(約665億円)に達し、輸入超過となっているため、中国国内メーカーは、基幹部品の国産化を最終目標とした技術開発を進めていた。2018年7月には、中国最大の列車車両開発・製造拠点を有する「馬鋼集団」の子会社・「馬鞍山鋼鉄股分有限公司」が生産した「時速320キロ高速列車用車輪」160輪がドイツ鉄道に供給され、初めて中国製の高速列車用車輪の輸出に成功したという。

記事は「洛陽LYC軸承有限公司」について、「中国ベアリング業界の草分け的存在」と紹介。同社には、中国国内のベアリング業界にとって重要な研究開発施設が集中しているだけでなく、「三峡ダム」や「嫦娥(じょうが)計画」、「南水北調」のような重大な国家プロジェクトにも製品を提供した実績と、2万種類の規格にも対応可能なベアリングの製造技術があるという。

記事は最後に「高精度なベアリング部品の開発成功は、中国のベアリング技術が先進国の仲間入りを果たしたことを意味する」と述べた。(翻訳・編集/原邦之)

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