NBAは大損?年間収入80億ドルの10%超が中国から―中国メディア

Record China    2019年10月9日(水) 13時40分

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8日、中国メディアの界面新聞は、「NBAは大損することになる」とする記事を掲載した。写真はNBAの中国上海本部。

2019年10月8日、中国メディアの界面新聞は、米プロバスケットボール協会(NBA)の人気チーム、ヒューストン・ロケッツのゼネラルマネジャー(GM)、ダリル・モーリー氏が、香港で続く抗議デモへの支持をツイッターに投稿し、中国で反発が広がっていることに関連し、「NBAは大損することになる」とする記事を掲載した。

ダリル・モーリー氏が4日、香港で続く抗議デモへの支持をツイッターに投稿すると、在ヒューストン中国総領事館は6日、抗議声明を発表。中国バスケットボール協会もヒューストン・ロケッツとの協力を停止すると発表し、国営の中国中央テレビ(CCTV)のスポーツチャンネルは6日からヒューストン・ロケッツの試合を放送しないと発表するなど反発が広がっている。

淘宝など中国の大手ネット通販サイトでもヒューストン・ロケッツに関する商品を取り下げる動きが出ており、女優ウー・ジンイエン(呉謹言)など中国の芸能人も続々と、上海で9日に予定されているNBA関連ファンイベントへの出演取りやめを表明している。

界面新聞は、「米誌フォーブスによると、NBAの収入は、2001-02シーズンの26億6000万ドルから17-18シーズンは80億1000万ドルへと増えている。16-17シーズンを例にとると、収入の36.6%が放映権料、22%が入場料、11.7%が協賛金、29.7%がその他(関連商品など)となっている。米バスケットボール総合サイトのHoopsvibeによると、中国はNBAにとって最大の海外市場であり、年間約12億ドルを貢献している」などと伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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