巨額脱税のファン・ビンビン主演「巴清伝」が9億円追加で撮り直し、“お蔵入り”を回避

Record China    2019年10月9日(水) 15時0分

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中国の女優ファン・ビンビンが主演し、お蔵入りの危機も報じられていた大型時代劇ドラマ「巴清伝」(「贏天下」)が撮り直しを行い、放送を目指すことが分かった。

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中国の女優ファン・ビンビン范冰冰)が主演し、お蔵入りの危機も報じられていた大型時代劇ドラマ「巴清伝」(「贏天下」)が撮り直しを行い、放送を目指すことが分かった。

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2017年に完成したドラマ「巴清伝」では、放送開始を目前にして主演2人に相次いで不祥事が発覚。ファン・ビンビンは昨年、巨額脱税騒ぎを起こして世界中で話題になり、今も国内での活動再開のめどが立っていない。また、ドラマ「ミーユエ 王朝を照らす月」の義渠王役で人気沸騰し、主役に抜擢された俳優ガオ・ユンシャン(高雲翔)にも昨年、オーストラリアで女性への性的暴行疑惑が持ち上がり、現在も帰国できずにいる。投資額が5億8000万元(約90億円)にのぼり、”アジア最高のぜいたくなドラマ”と話題になった同作だが、これまでお蔵入りの危機も報じられていた。

ドラマを制作した唐徳影視公司が8日、「巴清伝」について新たな技術を加えて世に送り出すことを記した声明文を発表。年内にも撮り直しを開始し、早い段階での完成を目指すことが分かった。声明文では、「オリジナルで主要な役を演じた俳優の出演場面について、人気スターを起用して修正を行う」との一文があり、これによってファン・ビンビンおよびガオ・ユンシャンの出演シーンが全削除され、新たな主演2人が起用されることも分かった。

唐徳影視公司では撮り直しにより追加される製作費について、約6000万元(約9億円)に上ることを明らかにしている。(Mathilda

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