トラクターで「80日間中国縦断」=農業の重要性を宣伝―韓国人男性

Record China    2013年8月2日(金) 18時40分

拡大

1日、ある韓国人男性がフィリアス・フォッグの快挙を再現しようとしている。ただ彼は80日間かけて世界ではなく中国を、しかもトラクターで縦断しようとしている。

2013年8月1日、ジュール・ヴェルヌの名著『80日間世界一周』は多くの人が子ども時代に読んだ科学普及・啓蒙の名作だ。現在、ある韓国人男性がフィリアス・フォッグの快挙を再現しようとしている。ただ彼は80日間かけて世界ではなく中国を、しかもトラクターで縦断しようとしている。姜基兌さん(30)は7月30日、中国の旅の43カ所目の目的地、武漢に到着した。武漢晩報が伝えた。

■トラクターで中国を周遊

デニム姿に長髪でひげを伸ばした姜さんは30日午後に取材に応じ「私の父は農業を営み、故郷の韓国慶尚南道河東郡で米を栽培しています。私は小さい頃から大きくなるまで、韓国の農業全体が縮小し、農業人口がどんどん減り、農村教育が後れているのを見てきました。また、農民が育てた野菜や穀物が都市の食卓で大量に浪費されるのを見て、心を痛めてきました。私は世界に食糧危機がひとたび訪れれば、みんな食べるものがなくなることを心配しています。そこで、変わった方法で農業の重要性を宣伝しようと思ったのです」と語った。

姜さんは5月21日に黒竜江省ハルビン市を出発。ゴールは広西チワン族自治区桂林市で全行程6700km余り、約50カ所に立ち寄る。

■トラクターだから悪路も心配なし

姜さんのトラクターは製造費16万元(約259万円)で、従来のトラクターよりもずっと高級だ。気密性のある運転室とエアコンを備え、小型冷蔵庫も置ける。後輪は直径1.5mと大変大きく、前輪も1.2mある。シャーシの高さは45cmもあり、360度の方向転換が可能で、どんな田舎の道を走ろうと、くぼみを乗り越えようと平気だ。

トラクターは高速道路は走れず、市街地にも入れない。走れるのは国道、省道、村道だけだ。トラクターのメンテナンスと支援のためオフロード車1台が伴走しているが、逆にオフロード車の方が何度もトラクターに助けられてきた。

■食事は残さずきれいに平らげる

姜さん一行は若者4人で、食事はいつもおかず3品と大盛りのご飯だけを注文、1人10元(約162円)ほどだ。食事は全て米1粒、少しのスープも残さないようきれいに平らげ、携帯電話のカメラで証拠写真も撮る。道中、困っている農民を見たら、必ず停車して助け合いの手を差し出す。

姜さんは「帰国後、見たことや聞いたこと、各地の農業の状況、農民との触れ合いをテレビ番組にし、本も出版し、講演もして、韓国の1990年代生まれの大学生たちに農民の苦労を伝えます」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/ NA・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携