中台カップルの婚姻数、15年で8割減―中国メディア

Record China    2019年10月12日(土) 20時10分

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8日、中国メディアの観察者網は、「台湾の調査によると、中国大陸と台湾のカップルの婚姻数は、2003年から18年までの15年で8割減った」と報じた。写真は汪小菲氏とバービィー・スー夫妻。

2019年10月8日、中国メディアの観察者網は、「台湾の調査によると、中国大陸と台湾のカップルの婚姻数は、2003年から18年までの15年で8割減った」と報じた。

記事はまず、中国の男性実業家の汪小菲(ワン・シャオフェイ)氏と台湾の女優バービィー・スー(徐熙媛、大S)、中国の女優のリウ・シーシー劉詩詩)と台湾の俳優ニッキー・ウー(呉奇隆)、中国の女優のガオ・ユエンユエン(高圓圓)と台湾の俳優マーク・チャオ(趙又廷)など「中台スターの結婚」が近年、紙面をにぎわせ、「海峡をまたぐ愛」はファンをうらましがらせているが、スクリーンから現実に戻ってみると、中台カップルの婚姻は年々冷え込んでいると報じた。

その上で、台湾紙・聯合報(電子版)の7日付報道を引用。「台湾の内政部によると、中台カップルの婚姻数は、03年の3万4109組をピークとして、04年には1万1886組と急減し、14年には1万組を切る9944組となり、18年は過去最少の6811組と15年で8割減った」と紹介した。

聯合報によると、中台カップルの婚姻は「妻中国大陸・夫台湾」のケースが圧倒的で、04年は全体の98.2%を占めていたが、18年は87.5%まで低下している。

聯合報は、中台カップルの婚姻数が15年で8割減ったことについて、「中国大陸の経済発展と台湾経済の停滞」「台湾側の中国大陸出身配偶者に対する非友好的な政策」という二つの要因を挙げている。

例えば、台湾で就労などの制限がなくなる「身分証」は、台湾の人と結婚した中国大陸出身配偶者は台湾に最低6年以上滞在していた場合に申請できるのに対し、台湾の人と結婚した外国人配偶者は最低4年以上とされている。身分証の取得率は、外国人配偶者の67%に対し、中国大陸出身配偶者は38%だという。(翻訳・編集/柳川)

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