韓国政府、ロンドン議定書締約国会議で日本の原発処理水問題を提起へ―中国メディア

Record China    2019年10月7日(月) 14時40分

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6日、中国新聞網は、韓国海洋水産部がロンドン議定書締約国会議で福島第一原発の放射性物質処理水処理問題を取り上げる意向を示したと報じた。資料写真。

2019年10月6日、中国新聞網は、韓国海洋水産部がロンドン議定書締約国会議で福島第一原発の放射性物質処理水問題を取り上げる意向を示したと報じた。

記事は、7日にロンドンの国際海事機関(IMO)本部で始まる同会議のテーマが「放射性廃棄物管理」を含むとしたうえで、同部の関係者が、日本に対して放射性物質処理水問題に関連する情報共有を求めたことを明かすとともに、会議においてこの件について討論を継続する必要があるとの姿勢を示したことを伝えた。

また、韓国政府は民間環境保護団体のグリーンピースと協力して、国際社会に向け放射性物処理水問題について討論を行うことを呼び掛けるとし、同団体も日本政府に質問書を提出する計画であると紹介した。さらに、韓国政府は原子力安全技術員、海洋科学技術員担当者を会議に派遣する予定だとしている。

韓国政府は先月16日、国際原子力機関(IAEA)総会でも日本の放射性物質処理水問題について日本に対して質問を提起している。記事は、韓国の文美玉(ムン・ミオク)科学技術情報通信部第1次官が「日本の原発の汚染水問題に対する人々の憂慮が高まり続けているにもかかわらず、日本の政府高官は先日汚染水を海に排出する以外選択肢はないと発言した」と不快感を示したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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