数十万人が集まった天安門の国慶節式典、トイレは足りたのか―中国

Record China    2019年10月7日(月) 6時10分

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4日、新華網は、数十万人が参加した北京・天安門広場での中国建国70周年セレモニーにおける「トイレ事情」を紹介する記事を掲載した。写真は中国のトイレ標識。

2019年10月4日、新華網は、数十万人が参加した北京・天安門広場での中国建国70周年セレモニーにおける「トイレ事情」を紹介する記事を掲載した。

記事は、1日に天安門広場で行われた建国70周年セレモニーには軍人、市民合わせて数十万人が参加したと紹介。長時間に及ぶ大規模なセレモニーの中で気になるトイレの問題について、現地のトイレ設置、清掃作業などを担当する北京環衛集団の関係者に話を聞いたと伝えた。

まず、同日のセレモニーに備えて同集団が天安門周辺地域や天安門の前を通る長安街沿線に計596カ所の移動トイレを設置し、約5000個の便器を確保したと説明。人の移動が激しい場所では簡単に動かせるテント式トイレを、狭い路地などにはコンパクトな単体トイレを設置するなどの工夫を凝らしたとしている。

また、男性兵士が多く参加した軍事パレードの開始前には男子トイレと女子トイレの割合を変え、女子トイレの札を男子トイレに変更する柔軟な対応をしたことで、トイレを待つ兵士による長蛇の列ができるのを防いだと紹介した。

そして「これらのトイレが非常に大きな役割を発揮し、軍事パレードに参加した兵士と祝賀イベントに参加した市民がスムーズに用を足せる環境が確保できた」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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