中国の軍事パレードで放たれた7万羽のハトはどこから来たのか―中国メディア

Record China    2019年10月3日(木) 18時0分

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2日、新京報は、中国の軍事パレードで放たれたハトについて紹介する記事を掲載した。

2019年10月2日、中国メディア・新京報は、1日に行われた中国の軍事パレードで放たれたハトについて紹介する記事を掲載した。

建国70周年を記念して行われた軍事パレードでは、その最後に7万個の風船と7万羽のハトが空へ放たれたと記事は紹介。「この光景に祝福ムードはさらに盛り上がった」と伝えた。

こんなにも多くのハトはどこから来たのだろうか。記事によると、これらのハトは、北京伝書バト協会が北京の各区でハトを飼っている人たちから借りてきたものだという。この特別な式典に参加するハトには「記念足輪」が付けられ、空へ放たれた後、天安門広場の上空を何回か旋回してから自分の家へ帰っていったと記事は伝えた。ハトを貸し出した人々からは、「光栄な事」との声が寄せられたという。

記事は、「この式典に直接あるいは間接的に参加できたなら、それはその個人にとって永遠に忘れられない思い出になる」とし、「伝書バト愛好家たちが現場に居合わせることができたとは限らないが、ハトが彼らと国の式典との懸け橋となった。こうした栄誉はやはり同じく深く印象に残る」と論じた。

そして「こうした一体感は、ハトを空に放った瞬間だけではなく、その準備段階から始まっていた」と紹介。事前に1日2回空に放って訓練をして筋肉を鍛え、安全を確保するためにハトにワクチン接種をして準備していたという。(翻訳・編集/山中)

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