北朝鮮軍事パレード、海外メディア「兵器は模型?」―中国紙

Record China    2013年7月29日(月) 18時45分

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29日、北朝鮮が27日平壤で行った朝鮮戦争休戦60周年の閲兵式で、各種兵器が海外メディアの注目を集めた。しかし、西側メディアは北朝鮮の軍事能力を疑問視しており、パレードに登場する兵器も「模型ではないか」との指摘が出ている。

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2013年7月29日、環球時報(電子版)によると、北朝鮮が27日、平壤で行った朝鮮戦争休戦60周年の閲兵式(軍事パレード)で、弾道ミサイルや米国製ヘリコプター、新型無人機など各種兵器が海外メディアの注目を集めた。

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中でも注目されたのは、米国製ヘリコプターの「MD500」。韓国・聯合ニュース系列テレビ局のNewsYは28日、「同機は第216師団配属で、戦時中の偵察活動だけでなく、弾道ミサイル搭載攻撃にも使われる」と伝えた。同機は1980年代に西ドイツ(当時)から輸入されたとみられるが、公開は初めて。

さらに、今回のパレードで最も謎に包まれていたのが、放射能を示すマークが記されたリュックサックを背負った部隊だ。韓国・朝鮮日報によると、同部隊は昨年4月、金日成(キム・イルソン)主席の生誕100年記念パレードに初めて登場し、同じ軍服と装備を身に着けていた。専門家によると、リュックには放射性物質をまき散らすことで汚染を拡大させる「ダーティー・ボム(汚い爆弾)」が入っていると推測される。北朝鮮が小型核兵器を開発したことは確認されていないが、携帯型の核兵器を保持していることを誇示する意図があったとみられる。

しかし、西側メディアは北朝鮮の軍事能力を疑問視しており、パレードに登場する兵器も「模型ではないか」との指摘が出ている。米フォーブス誌は、金日成生誕100年パレードに登場した長距離弾道ミサイルも「多くの専門家はただの模型だと分析している」と伝えた。(翻訳・編集/AA)

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