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インスタント麺についてあなたが知らないかもしれないこと―中国メディア

配信日時:2019年10月1日(火) 17時0分
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中国メディア・中国経済網は29日、「もしかするとあなたは知らないかもしれない」という見出しで、インスタント麺にまつわる知識を伝えた。写真は中国のインスタント麺。

中国メディア・中国経済網は29日、「もしかするとあなたは知らないかもしれない」という見出しで、インスタント麺にまつわる知識を伝えた。

中国食品科学技術学会によると、昨年のデータでは中国人が1年間に食べたインスタント麺の量は一人当たり平均29食で、中国人による消費が世界のインスタント麺消費量の4分の1近くに達した。中国では多種多様なインスタント麺を専門に提供する「泡面(インスタント麺)小食堂」というチェーン店が登場するなど、同業界が盛り上がりを見せている。

そうした中、中国経済網の記事はインスタント麺について、世間で懸念されている四つの疑問に回答した。

一つ目の疑問は、「インスタント麺には防腐剤が含まれているが、それらは身体に有害なのか」。記事は「防腐剤は微生物の影響で食品が変質するのを防ぎ、長期間の保存を可能にするために入れられている。乾燥処理を経た麺はすでに長期間の保存がきくので、基本的に防腐剤が使われていない。一方、かやくや調味料には防腐剤が使われている可能性がある。しかし、正規に製造されたものであれば国家の基準を満たしているはずなので、安心して食べても大丈夫だ」と説明した。

二つ目の疑問は、「インスタント麺はどれも使い回された油で揚げられているのか?」。記事は、「一部のメーカーはコストを抑えるために、長い間油を替えなかったり、油に酸化防止剤を加えて過酸化物価の規格基準を満たしたりしている。そういった油を繰り返し加熱すれば、大量の有害物質が発生しうる」とする一方、「正規のメーカーであれば厳格な食品安全管理を持っているはずなので心配しすぎる必要はない。それでも不安が残るなら、ノンフライ麺を選ぶと良いだろう」と答えた。

三つ目の疑問は、「インスタント麺のカップに用いられているポリエチレンは溶け出さないのか?」。記事は、「ポリエチレンの耐熱温度は110度ほど。カップ麺を作るのに用いる熱湯程度であれば溶ける恐れはない」と説明した。

四つ目の疑問は、「1食分のインスタント麺を食べると、体外に排出されるのは2カ月後になるというのは本当か?。また、インスタント麺に栄養は含まれるのか?」という疑問に回答。まず、「麺の主成分はでんぷんなので、1食分を食べても普通なら4~6時間ほどで完全に消化される。体外に排出されるまで2カ月かかるという説には全く根拠がない」と論じた。

さらに、栄養について、「インスタント麺1食分に含まれる麺のカロリーはおよそごはん1杯分に相当する。しかし、脂質は、油で揚げられた麺に含まれる量は1日に必要な脂質の約30%に、ノンフライ麺の場合だと20~30%になる。また、調味料は実は油と塩のかたまりで、塩分については1日に必要な栄養素量の100%に当たる。つまり、インスタント麺に調味料を全て入れれば、1日に必要な塩分を全て摂取したことになる」と紹介した。

最後に、「インスタント麺は、その安全性については安心だが、栄養面から言うと長期に渡って食べることをおすすめできない。どうしても食べたいのなら、ノンフライ麺を選んだ上で、自分で新鮮な野菜を足したり調味料を少なめに入れたり工夫すると良いだろう」と助言した。(翻訳・編集/岩谷)

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