2013年7月29日、中国広東省深セン市で刃物を持った男が通行人を次々に刺し、これまでに3人が死亡し、3人が負傷している。南方網が伝えた。

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深セン市羅湖区公安分局のミニブログ（微博）によると、同公安分局は29日午前9時45分（日本時間同10時45分）、「深セン市羅湖区翠竹轄区の路上で男が刃物を振り回し、通行人に多数のけが人が出ている」との110番通報を受けた。通報から3分後に現場に駆け付けた警官が容疑者の男を取り押さえた。

初動捜査によると、容疑者は41歳の広東省掲陽市出身の男で、事件を起こした際、自傷行為を行っており、現在病院で治療中。具体的な動機などはまだ分かっていない。この事件で、これまでのところ3人が死亡し、3人が負傷している。詳しい事件の経緯については、現在調査中としている。

中国では今月、北京で包丁を持った男が米国人女性を含む2人の女性を刺殺する事件や、広西チワン族自治区で4人目の子どもの住民登録申請時に一人っ子政策のために罰金の支払いを求められたことに反発した男が計画出産当局の職員を刺殺するなど、類似の事件が頻発している。（翻訳・編集/北田）