個人による暴力犯罪が頻発、警察当局が取り締まりを強化―中国

Record China    2013年7月29日(月) 23時10分

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28日、中国各地で個人による暴力犯罪が頻発していることを受け、中国公安部はこのほど、取り締まりを強化することを明らかにした。資料写真。

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2013年7月28日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、手製の爆弾を空港に持ち込んだり、スーパーでナイフを振り回し何人も斬りつけたりするなど、中国各地で個人による暴力犯罪が頻発していることを受け、中国公安部が取り締まりを強化することを明らかにした。

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中国公安部は25日に行った会議で、こうした凶悪犯罪に対して「法による厳罰、断固とした取り締まり、徹底して加減しない」ことを決定し、暴力行為の予告による脅迫に対しても同様に厳しい態度で臨むことが決定された。これにより、歌手の呉虹飛(ウー・ホンフェイ)さんが自身の中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で爆破をほのめかす書き込みをしたことで北京市警察に身柄を拘束されることとなった。

こうした凶悪な犯罪を起こす人の多くが精神病の病歴を持っているとされるが、北京空港で自爆事件を起こした山東省出身の男性は精神病の病歴はなく、治安員による暴力が原因で障害を得たことで社会的な不満を持ったことが犯罪に走る原因になったとみられている。個人による凶悪犯罪を防ぐには社会全体を引き締めることが不可欠なのは明白だと記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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