世界初のLNG動力コンテナ船、上海で進水

人民網日本語版    
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世界初の液化天然ガス(LNG)を動力とする23000-TEU超大型コンテナ船「達飛雅克薩徳号」(CMA CGM JACQUES SAADE)が25日、上海市で進水した。

世界初の液化天然ガス(LNG)を動力とする23000-TEU超大型コンテナ船「達飛雅克薩徳号」(CMA CGM JACQUES SAADE)が25日、上海市で進水した。中国新聞社が伝えた。

仏CMA-CGM社のロドルフ・サーデ会長兼CEOは2017年、23000-TEUコンテナ船を9隻注文製造することを決定した。これは世界初のLNGを動力とする大型コンテナ船でもある。中国船舶工業集団有限公司の専門能力が広く認められていることから、CMA-CGMは最終的に同社にこの一連の巨大船の建造を依頼した。

LNGは非常にクリーンなエネルギーで、硫黄と粒子状物質の排出量を99%、窒素酸化物を85%、二酸化炭素を20%減らすことができる。クリーンエネルギーの使用で船舶の環境汚染を大幅に削減している。これらの新たに建造された船は2020年にCMA-CGMの船隊に加わり、ユーラシア航路(アジア〜北欧)の運航に使用される。

船舶の環境保護性能をさらに高めるため、同シリーズのコンテナ船の船体設計は流体力学の最適化を行った。バルブ船首を隙間なく船体内に集約し、艦首をストレートにした。またこの超大型船舶は特殊塗装を採用しており、その「LNGPOWERED」(液化天然ガス動力)というマークはその他の船舶と明らかに異なっている。(編集YF)

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