中国の閲兵式で兵士たちはなぜ「ガチョウ足行進」をするのか―中国メディア

人民網日本語版    2019年9月27日(金) 15時20分

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「ガチョウ足行進」とは?なぜ軍隊は「ガチョウ足行進」の練習をするのだろうか?

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国慶節(建国記念日、10月1日)の閲兵式で、徒歩隊列が行進しながら、天安門を通過する際の整然とした姿、高らかに響き渡る号令、雄々しい行進の歩みと、周囲を圧倒するその迫力を目にすると、身が引き締まる気持ちにさせられる。中国軍網が伝えた。

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「ガチョウ足行進」とは?なぜ軍隊は「ガチョウ足行進」の練習をするのだろうか?

「ガチョウ足行進」とは軍隊の行進の形式の1つで、観閲を受ける際の分列式や閲兵式において軍旗を運ぶ際、徒歩隊列で上官に謁見する際などに採用される。また、外国の指導者の歓迎式典や国旗・軍旗の掲揚、軍楽隊のパフォーマンスなどでも採用される。膝を曲げずにまっすぐ伸ばした脚を高く上げるのが特徴で、そこから「ガチョウ足行進」と呼ばれ、英語から「グースステップ」とも呼ばれる。

軍隊がガチョウ足行進を練習するのには、以下のいくつかの理由がある。

1、ガチョウ足行進は儀礼の一種であるだけでなく、軍隊において、整然とした軍人のイメージを象徴しているため。ガチョウ足行進は、軍隊の威厳ある振る舞いや士気を象徴する一種のスタイルとして、重視されている。

2、ガチョウ足行進の練習は、世界的にも認められている兵士の紀律観念を向上させる最も簡単で効果的な方法であるため。ガチョウ足行進を練習するのは、美しい歩き方をするためと言うよりも、軍人の服従意識や組織紀律の観念を向上させることをその目的としている。

3、ガチョウ足行進は、軍人の隊列訓練において、厳しく、つらい訓練の一つで、ガチョウ足行進を練習することで、メンタルを磨き、苦難に耐え、決してあきらめない精神を身に着けることができる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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