エイズワクチンの第2期臨床実験を開始―中国

Record China    2013年7月27日(土) 15時10分

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25日、北京佑安病院の李寧院長は、ラジオ番組に出演した際に、「中国が独自の知的財産権を持つエイズワクチンが、第2期となる臨床実験を開始した。」と語った。写真は北京佑安病院の研究室。

2013年7月25日、北京佑安病院の李寧(リー・ニン)院長はこのほど、市民の悩みに答えるラジオ番組に出演した際に、「中国が独自の知的財産権を持つエイズワクチンが、第2期となる臨床実験を開始した。佑安病院は同ワクチン開発の重大研究課題を担当しており、第3段階の検証後に実用化される」と語った。人民日報が伝えた。

李院長は、「世界では現在すでにバイオ治療、細胞治療、遺伝子治療などのエイズ治療に関する報道があるが、これはエイズが予防・抑制・治療できることを意味する。医学と科学技術の進歩に伴い、新薬と新たな治療法が生まれている。患者の発病の時期と症状に基づき、エイズ治療には6大カテゴリー・30種類以上の抗ウイルス治療薬が開発されている」と説明した。

また李院長は、「臨床実験が進められ、現在すでに臨床第2段階の実験を開始している。これは主に、ワクチンの有効性と安全性に関する実験だ。国産エイズワクチンは昨年8月に臨床実験を開始したが、その小さな段階的な実験だけでも90週間以上の観察が必要になるため、待つことが必要だ。順調であれば、試験段階は3−5年間で終了するだろう」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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