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22日、中国中央テレビは中国の子どもの肥満率が10年で3倍になったと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。
2019年9月22日、中国中央テレビ(CCTV)は中国の子どもの肥満率が10年で3倍になったと伝えた。
記事は第4回栄養健康調査の結果について紹介。中国の6歳から17歳までの子どもの肥満率は2002年から12年までの10年間で2.1%から6.4%へと3倍に増加し、5300万人に達したという。
中国婦女子ども肥満コントロール委員会は、専門家による肥満に関する共通認識を発表し、0歳から10歳までの児童は、身長と体重の比率(BMI指数)が同年齢の90%よりも高かった場合に基準値超えとし、95%よりも高かった場合は深刻な基準値超えとして小児科や内分泌科で受診するよう提案している。専門家は、児童期の肥満は大人の肥満よりも危険性が高いと警告している。
これに対し、中国のネットユーザーから「今の子どもは、みんな眼鏡をかけて太っていると思う」「私のいとこは13歳だが、もう相撲大会に出場できるくらいになった」「いいものばかり食べて動かないからだ」などのコメントが寄せられた。
また、「子どもの肥満は親の責任」「多くの人の育児観がゆがんでいる。子どもは太っていたほうが良いと思っているのだ。子どもの体重を比べたがるが、子どもを害していることが分かってない」との意見もあった。
ほかには、「基準なんてなくても、運動するのは正しいこと」「ポイントは、子どもを連れて運動する人が誰もいないことだ」というコメントや「同年齢の子どもがみんな太っていたら?それなら基準値超えにはならないと?」との指摘もあった。(翻訳・編集/山中)
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