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日本の科学技術の実力はいかほど?十種競技からトライアスロンに転向したようなもの―中国メディア

配信日時:2019年9月20日(金) 16時20分
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19日、新華社は、日韓の貿易摩擦からうかがえる日本の技術産業の実力について論じた文章を掲載した。写真はソウル。

2019年9月19日、新華社は、日韓の貿易摩擦からうかがえる日本の技術産業の実力について論じた文章を掲載した。

文章は、日本が8月に韓国を輸出ホワイト国リストから除外すると、韓国も反撃に出て今月18日に日本に対して同様の措置を発動し、両国の貿易摩擦がエスカレートし続けていると紹介。その中で「韓国の半導体産業は日本産材料への依存度が高く、今の材料在庫が切れれば生産が止まる」「日本は経済力や技術イノベーション力を隠していた」との見方が出ているとした。

その上で「確かに半導体をはじめとする日本の科学技術産業は、1990年代までは世界のサプライチェーンを牛耳っていた。今世紀に入って日本の半導体産業は国際競争の中で衰退し、日本企業はサプライチェーンの中~下流を失ったが、決してこの業界から完全撤退したわけではない。産業発展の方向を調整し、原材料や生産設備、測定機器などの分野で強みを発揮するようになったのだ」と解説。「十種競技をしていた選手が大病をして、復帰後にトライアスロンに転向したようなものだ」と評している。

文章は「日本の技術産業は数十年の蓄積を持っていて、それが全部失われたわけではない。電子産業でも同じ現象が見られ、末端製品では衰退したものの部品分野では大きなシェアを確保している。これは産業移転の正常な現象であり、日本が実力を隠していたことの表れではない。この現象から日本の経済力や技術力を低く見積もっていたとするなら、それは全体が見えていないということ」と論じた。(翻訳・編集/川尻

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