ファーウェイのAIクラスタ、世界記録を10秒短縮―中国メディア

人民網日本語版    
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華為(ファーウェイ)は18日、数千個の「昇騰910」プロセッサで構成する世界最速のAI(人工知能)訓練クラスタ「Atlas 900」を発表した。

華為(ファーウェイ)は18日、数千個の「昇騰910」プロセッサで構成する世界最速のAI(人工知能)訓練クラスタ「Atlas 900」を発表した。科技日報が伝えた。

ResNet-50による訓練は、AI計算能力を調べる「黄金の基準」と呼ばれている。Atlas 900は59.8秒で訓練を終え、世界記録を10秒短縮した。

ファーウェイの胡厚崑(フー・ホウクン)副会長は「膨大なデータ計算・処理が必要な天文探査、石油調査などの科学研究分野で数カ月かかる仕事をAtlas 900に任せれば、数秒で完成できる」と述べた。

胡氏はスクエア・キロメートル・アレイ(SKA)が合成した20万個の星が含まれる南半球の星空の画像を見せてくれた。現在の条件であれば、1人の天文学者がその中からある特徴を持つ星を見つけるのに169日かかるが、Atlas 900ならばわずか10秒で見つけることができる。

中国工程院院士で、鵬城実験室の高文(ガオ・ウェン)室長によると、同実験室はすでにファーウェイからのAIクラスタを採用しているという。

胡氏によると、Atlas 900はすでにファーウェイクラウドに配置されており、極めてリーズナブルな価格により世界の科学研究機関と大学に開放されているという。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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