5G携帯電話のミドル・ローエンド市場進出が加速する見込み―中国メディア

人民網日本語版    2019年9月23日(月) 10時0分

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中国電信端末産業連盟の関係責任者は、「5G端末への買い換えの可能性は大きく、2020年には業界内に1億7000万台の5G端末が出回ることになる」と述べた。写真は中国で開催されたサムスン5Gスマートフォンに関するイベント。

中国電信端末産業連盟の第11回会員会議が18日に広東省広州市で行われた。同連盟の関係責任者は、「5G端末への買い換えの可能性は大きく、2020年には業界内に1億7000万台の5G端末が出回ることになる。中国電信端末産業連盟は仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、クラウドゲーム、クラウドコンピューティングを含む多くの重点事業を共同で打ち出し、あらゆるシーンをカバーする汎用端末を打ち出していく」と述べた。広州日報が伝えた。

19年、同連盟には新たに端末製品380機種が加わり、このうち汎用型スマート端末が76%を占めた。7月末現在、中国電信の全網通対応型(3大キャリアの通信規格に対応する)携帯電話の登録台数は9588万台に上り、業界全体に占める割合は40%を超えた。セルラーモデル汎用型スマート端末の登録台数は前年同期比161%増加し、非セルラーモデル汎用型スマート端末のアクティブ端末数は同200%以上増加した。

中国情報通信研究院がこのほど発表した「2019年8月国内携帯電話市場運営分析報告」によると、19年1-8月には、中国国内の5G携帯電話の出荷台数は21万9000台、4G携帯電話の出荷台数は2億4000万台に上った。同期には4G端末は261機種、5G端末は9機種が発売されたという。

これまでに華為(ファーウェイ)、サムスン、中興、vivoを含む複数の端末メーカーが5G端末を発売し、価格が5000元(約7万5000円)を切るものもあり、5G端末の普及ペースを加速させるとみられる。業界関係者は、「チップ、リチウム電池の供給量が増えるにつれ、5G携帯のコストが次第に低下し、最終的にミドル・ローエンド市場への進出ペースが加速する」との見方を示す。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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