2013年7月22日、中国国家海洋局によると、この10年間で埋め立てられた全国の海の面積は1100平方キロメートル余りになるという。新華社が伝えた。

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渤海地区を例にとると、最大の埋め立て地は河北省唐山市の曹妃甸区と天津市の浜海新区である。北京師範大学のチームは36年間の衛星写真を用いて、この2つの地区の埋め立てにより減少した海岸と海域の面積を調べた。分析の結果、1994〜2010年の間に、合計450平方キロメートルもの海域が干拓されていたことが判明した。

また、中国国家海洋局のデータによると、2002年の海域法の施行以来、2012年末までの間に、全国で埋め立てられた面積は約1100平方キロメートル余りに及ぶという。

国家海洋環境監測センターの研究員は「わが国の埋め立てはほとんど海湾の中で行われている。大量に海を埋め立てると、海岸線が直線になり、その長さは大幅に短くなる。それによって海岸の動態バランスも破壊する」としている。（翻訳・編集/北田）