中国の郵政事業の業務量は70年にわたり7700倍以上増加し、宅配便サービスは無から有への発展を遂げ、今年は取扱量が600億個を超える見込みだ。国務院新聞弁公室でこのほど開催された記者会見で、これらのデータが明らかになった。北京日報が伝えた。

1949年の中国郵政事業業務量はわずか1億6000万元（約24億円）の規模だったが、18年は1兆2345億元（約18兆5100億円）の規模になり、70年で7700倍以上増加した。中国は今や世界で最も速い発展を遂げ、最も活力に満ちた新興の宅配便市場に成長し、宅配便取扱量は米国、日本、欧州などの先進エコノミーの合計を上回った。70年に及ぶ大規模な建設の中で、郵政事業のインフラが改善を続け、18年現在、全国には郵政・宅配便に特化した物流パークが230カ所あまりあり、郵便物輸送ルートと宅配サービスのネットワークの距離（片道）は3944万8000キロメートルに達し、各種営業所は27万5000カ所あり、49年に比べて距離は56倍、営業所は10．4倍、それぞれ増加した。（提供/人民網日本語版・編集/KS）