第1回中国国際輸入博覧会の出展企業「今年も参加したい」―中国メディア

人民網日本語版    2019年9月18日(水) 1時0分

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第2回中国国際輸入博覧会開幕まであと60日を切った。第1回の同博覧会は、一年間の意向成約額が累計で578億3000万ドルに達するなど、大きな成果を上げた。

第2回中国国際輸入博覧会開幕まであと60日を切った。第1回の同博覧会は、一年間の意向成約額が累計で578億3000万ドルに達するなど、大きな成果を上げた。取材では、それから約10カ月たった今、一部の出展企業は中国進出に成功し、商品の売れ行きがますます好調になっていることが明らかになった。

第1回の博覧会で、バングラデシュの精巧な手工芸品がバイヤーの間で好評を博した。その企業の責任者であるアクタル氏は、「契約額は50万ドル以上に達し、予想を大幅に上回った」と興奮気味に語った。

ディーラーのサポートの下、特色あふれるバングラデシュの手工芸品は今、上海高島屋やショッピングサイトで販売されている。

アクタル氏は現在、販売ルートを拡大することを計画しており、「北京、上海、南京などの都市にも進出したい。輸入博覧会に出展したことがきっかけで、ビジネスに成功した。巨大な中国市場が私の夢を叶えてくれた」と話した。

第1回の博覧会で、英国の企業FOCUSSBは、高級照明器具スイッチを展示し、大きな収穫を得た。現在、上海の浦東国際空港で改修工事中のあるVIPルームには、同社のスイッチが使われており、その契約も同博覧会で交わされたのだという。

同社でアジア太平洋地域を統括する陳湘●(チェン・シャンニー、●は女へんに尼)氏は、「浦東空港の契約は、同博覧会で交わした契約の中で、最も大きいものというわけではないが、こんなに早い段階で浦東空港で使ってもらえたということで、中国市場だけでなく、世界においても重要な契約となった。同博覧会に出展し、ディーラー3~5人と提携するようになった。第2回の博覧会にもとても期待している。今年は出展ブースの面積を2倍にする計画」と話す。

また、イタリアの小家電ブランド・デロンギも、出展ブースを2倍にする計画だ。第1回の博覧会で、同社は越境ECプラットフォーム「京東全球購」と、大きな契約を結んだほか、予想外の販売ルートを見つけることもできた。同社で中国業務を担当する王毅(ワン・イー)社長は、「第1回の博覧会に出展して、少なくとも売り上げが1000万元(約1億5000万円)増えた。一線都市のほか、山東省、湖南省、湖北省などの二線都市のクライアントも提携の機会を求めてきた。なかには、料理学校など、今まではあまり接触することのなかった専門的なクライアントもいた」と説明した。

輸入博覧局によると、第1回の博覧会に出展した企業の3分の2が今年も出展を申し込んでいるという。また、第1回の博覧会に参加したバイヤーの多くが今年も参加する計画といい、同博覧会の魅力が増していることを側面から示している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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