限られた時間で競う「花いけバトル」が熱い!ジャパンデー盛り上がる―中国

人民網日本語版    2019年9月16日(月) 17時30分

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北京世界園芸博覧会では12日、日本のナショナルデーである「ジャパンデー」を迎えた。12日から14日にかけて、ジャパンデーのイベントとしてセレモニーのほか、花いけバトル、庭園解説イベントや日本の縁日などが行われた。

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北京世界園芸博覧会(世園会)では12日、日本のナショナルデーである「ジャパンデー」を迎えた。12日から14日にかけて、ジャパンデーのイベントとしてセレモニーのほか、花いけバトル、庭園解説イベントや日本の縁日などが行われた。人民網が伝えた。

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なかでもグイルイシアターで行われた花いけバトルは、日本でも人気のあるイベントで、舞台の上でバトラーと呼ばれるフラワーデザイナー2人が和太鼓の演奏にのって、5分間という制限時間内に花材や花卉を選び、作品を完成させる。通常はプロのフラワーデザイナーや評論家による審査で勝敗が決するが、今回は観客が「自分がどちらが好きだったか」という視点から評価してもらう仕組み。これにより、プロの目とは違った評価が飛び出す観客参加型のイベントとなっている。また、12日は日本人のフラワーデザイナー4人の勝ち抜き戦、13日と14日は日中両国のフラワーデザイナーのバトルとなり、それぞれの審美眼や好みの違いなども楽しめるよう企画されている。

1分ごとに入るアナウンスのカウントダウンと和太鼓の演奏、花卉が置かれているエリアまで走って行き来するバトラーたち。会場は「花を生ける」という雅な雰囲気とは異なり、まるで格闘技を観戦しているような熱気に包まれていた。作品には竹や流木のほか、日本から空輸された美しい色合いの花や木の枝も使用され、司会者はそれらの花の名前などを紹介しつつ、バトルの雰囲気を盛り上げる解説を展開。作り上げられた作品は30秒間の「鑑賞タイム」ののち、座席に置かれた片面が赤、もう片面が青の団扇を使い、気に入ったバトラーの色(赤または青)を掲げて採点していく。審査結果が舞台上のスクリーンに映し出されると、観客席からは大きな歓声が上がっていた。

また、日本国出展の館内も秋の花であるリンドウや菊などを中心とした生け花とフラワーアレンジメントの作品を展示。さらに新年号の「令和」を花で作り上げた作品もあり、多くの人が写真を撮影していた。(提供/人民網日本語版・文/玄番登史江)

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