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中国で最もテクニックが高いと称賛されるポストパンクバンド「Re-TROS(レトロス)」初の来日公演が決定した。
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中国で最もテクニックが高いと称賛されるポストパンクバンド「Re-TROS(レトロス)」初の来日公演が決定した。現在、ニューアルバム「Before The Applause」を引っさげてワールドツアー中。10月19日に東京、20日に大阪で公演が行われる。
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Re-TROSは2003年に結成された男性2人、女性1人からなる中国インディーポストパンクバンド。メンバーはボーカル・ギター・シンセサイザーの華東(ホア・ドン)、ボーカル・ベース・シンセサイザーの劉敏(リウ・ミン)、ドラムの黄錦(ホアン・ジン)。
中国のロックシーンでは極めて重要な存在で、欧米でも話題となった。2005年にファーストEP「Cut Off!」をリリースし、硬派なグルーヴにより多くのファンを獲得。メディアからの注目も集め、中国ポストパンク界で最も人気のあるバンドの一つへと成長した。2009年にはアルバム「Watch out!Climate Has Changed,Fat Mum Rises…」をリリースし、中国のロック界で不動の地位を築いた。2017年にリリースされた製作期間8年のアルバム「Before The Applause」は、成熟した堅実なロックバンドサウンドでありつつ、テクノのエレクトロニックな要素をミックスさせた1枚となっている。
「Before The Applause」の全世界配信により、英Q誌で6ページにわたる特集記事が掲載された。さらに、楽曲「At Mosp Here」が世界のロックファンから熱烈な支持を得て、英メディア「The Quietus」の年間ベスト100曲チャートで37位にランクイン。また、「Bandcamp」「Clash Magazine」などのメディアからも高評を受け、「ポストパンクを再定義」「中国で最も最先端なミュージック」と称賛された。2017年、世界的トップロックバンドDepeche Modeの欧米ツアーでオープンニングアクトを務め、11万人の観客の前で熱演。2018年、The XX北京公演のゲストとして、The XXと共演を果たし、話題となった。
Re-TROSは洗練さと荒っぽさが共存するサウンドと独特な歌いまわしで、世界の音楽ファンに深い衝撃を与えた。初の日本公演にも注目が集まっている。(編集/藤井)
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