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オンライン賭博禁止でカンボジアから多数の中国人が流出?―マルタメディア

配信日時:2019年9月12日(木) 20時20分
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マルタのカジノ情報サイト・Casino.orgは10日、「カンボジア政府がオンライン・ギャンブルを禁止したことで、多くの中国人がカンボジアを離れている」と報じた。資料写真。

マルタのカジノ情報サイト・Casino.orgは10日、「カンボジア政府がオンライン・ギャンブルを禁止したことで、多くの中国人がカンボジアを離れている」と報じた。12日付で中国メディア・環球時報が伝えた。

これまで、カンボジアでは中国本土から流入した犯罪者集団が詐欺事件などを働くことが問題視されてきた。先月18日、カンボジアのフン・セン首相は、オンライン・ギャンブルのライセンスの新規発行・更新を停止することを決定。これにより、既存のライセンスの有効期限が全て切れる来年8月には、カンボジアでオンライン・ギャンブルが実質的に全面禁止されることになる。

記事によると、首相の決定から2週間以内にカンボジアを離れた中国人の数は、最大で12万人に上ったという。米シアトル・パシフィック大学のBradley Murg教授は、「この出国者数は、(特定のカンボジア居住者だけでなく)旅行や出張でカンボジアを訪れた全ての中国人の総数のはずだ」としつつも、「関係者の話によると、シアヌークビル(中国人が多く住むカンボジア南部の都市)では1日のうちに1万人の中国人が流出する日もあった」「バヴェット(同じく中国人の多いベトナムとの国境付近の都市)からは賭博業に携わる人々のうち3分の2が離れた」などと紹介した。

同氏はまた、「カンボジアを離れた人々は、一旦中国へと戻り、次に、国内でのオンライン・ギャンブルを認可しているフィリピンのマニラに向かう可能性が高い。一方、そのままカンボジアに残って別のビジネスチャンスを探そうとする人もいる」と指摘。さらに、「建築業や服飾業に携わる在カンボジア中国人らは、(今回の変化の)影響を全く受けない。オンライン・ギャンブルという特定の業界を除いて、中国によるカンボジア投資は決して停滞しない」とも予測したという。

このほか、カンボジア入国管理局のスポークスマンであるAth Bony氏も、「今では出国する中国人の数が入国者数を上回っている。彼らが出国する確かな原因は私には分からないが、オンライン・ギャンブルの禁止と関連している可能性が高い」と指摘しているという。(翻訳・編集/岩谷)

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