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オーストラリア経済の好調は中国に感謝すべき―印メディア

配信日時:2019年9月16日(月) 11時10分
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10日、環球時報は、インド紙ビジネス・スタンダードの記事を引用し、米中貿易戦争でオーストラリアが利益を得ているとする記事を掲載した。資料写真。

2019年9月10日、環球時報は、インド紙ビジネス・スタンダードの記事を引用し、米中貿易戦争でオーストラリアが利益を得ているとする記事を掲載した。

記事によると、オーストラリア経済は個人の信用収縮や不動産市場の低迷、企業信用度の低下などで持続的な経済成長が難しい局面になっていたが、米中関係が悪化する中で、貿易面で利益を得ているという。

記事は、「オーストラリアの輸出の約3分の1が中国へ向かう」と紹介。主に鉄鉱石などの大口の品で、中国は米国の関税引き上げがもたらした損害を消すためインフラ建設などに向けた支出を加速しており、こうした輸出に対する需要は旺盛という。これにより、オーストラリアの貿易は好調で、今年第2四半期には1975年以来の経常収支黒字になった。記事は「その他の不利な要素が加わっている中で、これはオーストラリア経済に今必要な力を注ぐものとなった」としている。

来月に米中の閣僚による貿易協議が再び行われる予定であるものの、外部の成果に対する期待はそれほど高くないと記事は指摘。「米国の盟友であるオーストラリアの貿易は異色のようだ。貿易紛争の中で米国の他の盟友は経済面で損害を被っている。例えばドイツの6月の輸出は前年同月比で8%減となり、経常収支黒字も減少した。しかし、オーストラリアは昨年初めから対中名目輸出が30%増加している」と記事は伝えた。

このほか、オーストラリアは米国による中国人への学生ビザ発給の厳格化からも益を得ていると指摘。オーストラリアの教育機関ナビタスによると、17年から18年にオーストラリアの大学の中国人学生数の伸び率は米国を越えたという。

しかし記事は、「中国が貿易面でピンポイントの措置を取るならば、米国の盟友であるオーストラリアは大きな打撃を受ける可能性もある」としている。(翻訳・編集/山中)

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