2013年7月15日、広州日報によると、もうすぐ83歳になる米国の著名投資家ジョージ・ソロス氏がニューヨークで9月、フィアンセである41歳の日系女性タミコ・ボルトンさんと盛大な結婚式を挙げる。結婚式は、「カラー」をメインテーマに、場所を変えてさまざまなイベントが行われ、招待客は数百人に上る。

ソロス氏は昨年8月11日、82歳のバースデーパーティーの席で、42歳年下の日系女性ボルトンさんとの婚約を発表した。

結婚式は9月に行われる予定だが、具体的な日取りは明らかにされていない。ボルトンさんを喜ばせようと、ソロス氏は金に糸目をつけず豪勢に行うつもりだ。結婚式ではさまざまなイベントが、場所をかえて催される予定だが、全てニューヨーク市内で行われる。

披露宴の食事は、鮮度を保つために全てニューヨーク市内とその周辺の農場から取り寄せた食材が使用される。氏に近いある関係者は、「われわれは農場から宴席まで、食品の品質を保証する。ブライダル用の花も、現地から季節の花々を調達する予定で、地方から航空便で取り寄せることは全く考えていない」と語った。

ソロスの5人の息子と新婦の家族全員が、結婚式に参加する。招待されたゲストには、「結婚祝いは一切必要ありません。われわれ夫婦が選んだ4つの非政府機関のどれかに寄付していただくだけで結構です」と告知されているという。

■結婚は3回目、5人の息子授かる

ソロス氏は過去2回、結婚したことがあるが、仕事の忙しく、夫婦が一緒にいる時間があまりにも短かったため、いずれも破局に終わった。

1955年、当時25歳だったソロス氏は、それまでに蓄えた5000ドル（約50万円）を持ってニューヨークに出て来て、ウォール街でトレーダーとして働き始めた。ニューヨークに来てまもなく、Annalieseさんというドイツ系女性と知り合い、1961年に結婚した。2人の間には3人の息子が生まれたが、ソロス氏の仕事があまりにも忙しくなったため、2人の関係に亀裂が入った。1980年、夫婦は正式に離婚した。1983年、ソロス氏は25歳年下のSusanさんと再婚、2人の息子をもうけた。2004年、ソロス氏とSusanさんは離婚した。

ソロス氏とボルトンさんは2008年春に知り合い、急速に親しくなったという。しかし、2人は密やかに愛を育んできた。5月、2人が手をつないで映画を観に行った時に、やっと2人の恋愛関係を公にした。

ボルトンさんは米国人と日本人の両親を持つハーフで、母は日系米国籍の看護師、父はもと米海軍将校。マイアミ大学で経営学修士の学位を取得、オンラインの健康食品店を運営していたことがある。現在はヨガスクールをネット上で運営している。1990年に結婚、その後間もなく離婚した経験がある。（提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤）